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合格発表から入園まで1か月しかない!
わたしの復職のタイミングで、2歳の息子を保育園に入園させたときのことです。
上の娘は幼稚園でしたが、「同じような段取りで大丈夫かな?」と思い込んでいたわたしは、とくに入園準備をしていませんでした。
ところが、いざ入園が決まると、準備するものが多くてビックリ!ギリギリで用意したため、かなり焦りました……(^_^;)
息子の保育園は、サイズ指定の荷物袋や通園カバンなどがあり、既製品ではまかなえないため手作りしました。持ち物はサイズ指定があったり、揃いのものを慌てて購入したり……本当に間に合って良かったです。
わたしのせいで、あやうく息子に不便な保育園生活をスタートさせてしまうところでした。初めての入園だからこそ、余裕を持って持ち物を揃えて、子供が困らないようにしたいですよね。
そこで今回は、一般的な保育園における年齢別に必要な物、持ち物の注意点をご紹介したいと思います。
保育園入園までの流れ
初めて子供の入園を迎えるママは、「保育園で必要な物は?」「何から準備するの?」「手作りがいいの?」「このデザインは大丈夫?」など不安がいっぱいです。
保育園の生活に必要なものは、入園前の個人面談や入園説明会で配布される書類に書いてあるので、早めに揃えましょう。買い出しだけでも、けっこう時間がかかりますよ。
一般的な保育園は、新年度が始まる4月入園が多いのですが、入園の合格発表は2月-3月初旬に通知されます。
つまり、合格の結果が分かってから入園までわずか1か月しかないんです……。とくに共働き家庭では、短い期間の中、貴重な休日を返上して入園準備を進めなければいけません。
そのため、まずはじめに持ち物チェックリストを作っておくと、抜け漏れが少なくなります。
持ち物チェックリストを元にして、夫婦で何を揃えるか決めてください。1か月前から準備を進めれば、わたしのように直前で焦ることはありません。
年齢別で保育園に必要な持ち物
保育園生活で必要な持ち物は、園の保育方針や担任保育士の保育観などで変わります。
全年齢共通で必要な持ち物
どの年齢にも共通して必要な持ち物はこちらです。
予備を含めた着替え一式
Tシャツ(トレーナー)などの上着、ズボン、肌着、パンツなどの着替えは、それぞれ2枚ずつ用意しましょう。寒い時期には、靴下の予備や防寒着をカバンに入れておくと、外遊びで必要なときに使えます。
汚れ袋(ビニール袋)1日2-3枚
ビニール袋は、汚れた洋服などを持ち帰るときに使います。1日2-3枚くらいあれば大丈夫です。
通園カバン
園指定バッグがあれば、入園説明会か個人面談時に注文します。
指定バッグがない場合は、各家庭で準備します。カバンかけにカバンを引っ掛けやすいよう、持ち手が短いものを避けたり、かけ紐を付けるなどの工夫をしてください。
収納バッグ+お昼寝布団一式
市販の収納バッグ付き乳児・幼児用お昼寝布団一式を用意しましょう。枕を使わない園も多いので、面談時に確認してください。
カバーが付属されていないセットもありますが、子供布団は汗やよだれで汚れやすいので、カバーも用意してください。また、夏場は掛け布団ではなくタオルケット、冬場は毛布を用意しましょう。
履き慣れた靴
紐付き靴やブーツなど、子供が1人で履きにくい靴はNG。靴は可愛さよりも、子供が脱ぎ履きしやすいマジックテープタイプにしましょう。
また、成長を考えて大きめサイズを購入したいところですが、お散歩で脱げてしまうとケガの原因になるので、足に合った靴を履かせましょう。
防寒着
園によってフード付きはNG、かけ紐を付けるなどのルールがあります。わざわざ園用に購入しなくても良いのですが、新しく用意する場合は事前に確認した方が良いですね。
0歳児に必要な持ち物
0歳児は、月齢によって発達に差があるので、普段の生活に合わせた準備が必要です。
・哺乳瓶
・冷凍母乳パック(園が対応してくれる場合)
・自宅で飲んでいる粉ミルク缶(園が用意する場合もある)
・おむつ
・おしりふき(園が用意する場合もある)
・スタイ(よだれが多い場合)
・口拭き用のガーゼハンカチ(ミルクを飲む子は毎日複数枚)
・エプロン(離乳食を開始した子は毎日1枚ずつ)
・手口拭き用のハンドタオル(離乳食を開始した子は毎日2-3枚)
・帽子(季節に合わせたもの)
・履き慣れた靴(一人歩きが上手になった子用)
おむつは、園によって布おむつや紙おむつの指定をされることが多いため、事前に確認しましょう。
ミルク缶やおしりふきなどの消耗品は、園で購入する場合もあリます(後で集金など)。その場合、園指定になるので、ミルクは家庭でも同じミルクを飲む練習をしておくと慣らし保育がスムーズです。
1歳児に必要な持ち物
発達差もなだらかになる1歳児は、入園当初から散歩に出かける年齢です。そのため、外遊びに必要な持ち物がいります。
また、トイレトレーニングを始める園もあるので、着替えは多めに用意しましょう。0歳児に必要な持ち物を考慮しつつ、以下のものが追加で必要です。
・エプロン(毎日1枚)
・口拭き用のハンドタオル(毎日2-3枚)
・トレーニングパンツ(複数枚)
・肌着やズボン(枚数多め)
・体拭きタオル(フェイスタオル)
1歳児はおしっこ感覚がまだわからない時期なので、トレーニングパンツは厚めタイプがおすすめです。乾きにくいので、複数枚の洗い替えも用意しておきましょう。
2歳児に必要な持ち物
2歳児は、本格的にトイレトレーニングを行います。早生まれの子は、4月当初はまだおしっこの感覚が掴みにくいので、着替えは複数枚用意します。
0歳児、1歳児に必要な持ち物を考慮しつつ、以下のものが追加で必要になります。
・ループ付きタオル(手洗い時に使用する)
・トレーニングパンツ(複数枚)
・ズボンや肌着の着替え(枚数多め)
・体拭きタオル(フェイスタオル)
トレーニングパンツは、子供の様子を見ながら薄手のものに変更しても大丈夫です。トイレトレーニングが不安な子は、着替えを多めに用意しましょう。
3歳児に必要な持ち物
自分でできることが増える3歳児は、出席カードや連絡ノートの提出、汚れものの持ち帰りなど、持ち物の始末を自分でする練習が始まります。
そのため、子供が扱いやすいサイズのものを用意しましょう。0歳児、1歳児、2歳児に必要な持ち物を考慮しつつ、以下のものが追加で必要になります。
・ループ付きタオル(手洗い時に使用する)
・汚れもの入れ(大きめサイズ)
・トレーニングパンツ(必要な場合)
・ズボン(必要なら複数枚)
・体拭きタオル(フェイスタオル)
3歳でも、まだおしっこやうんちを失敗することは普通です。子供の様子に合わせて、必要なら薄手のトレーニングパンツ、ズボンの着替えを数枚用意してください。
保育園の持ち物の注意点
持ち物すべてに名前を記載する
保育園では、たくさんの子供を同じクラスで保育します。同じデザイン・サイズを着る子もいるので、名前を書かないと持ち物がわからなくなります。持ち物に名前を書く習慣を付けましょう。
また、保育士は汚れものを1つずつ確認しながらしまうので、分かりやすいところに大きく名前を書いておくと喜ばれます。
可愛さより耐久性を重視する
可愛いデザインのものは耐久性が低いことが多く、保育園用には向いていません。
保育園で使うものは耐久性を重視して、買い替えを少なくしましょう。買い替えの度に名前を書く必要があるので、耐久性が高いと手間とお金の節約になります。
持ち物の安全性を考慮する
保育園は自宅と違い、子供がたくさんいます。子供は予測できない行動をとるため、まさかの事故につながることもあります。危険を最小限にするため、保育園の持ち物は安全性を考慮してください。
たとえば、フード付きの洋服、サスペンダー付きズボン、スカート付きズボン、スカートは遊具に引っ掛かりやすいのでやめましょう。また、雨の日は傘を使わずに、レインコートを着用すると危険が防止できます。
なるべく安い持ち物にする
一般的な保育園は、着替えを毎回1-2組ストックしておきます。毎日の着替えや洗濯して乾くまでの時間を考慮すると、たくさんの着替えが必要です。それ以外にも、保育園に必要なものはたくさんあります。
一度揃えてしまえば、出費がかさむことはありませんが、できればお財布に優しいと嬉しいですよね。
たとえば、子供のエプロンや口拭きは汚れるので安いものを多めに購入する、洋服はワンサイズ大きめを裾上げして保育園用にする、下の子を計画中の人は男女兼用の色・柄ものを購入するなどの工夫をしましょう。
エプロンや手拭きタオル、ループ付きタオルなどは消耗品なので、100円ショップで揃えてください。
保育園に必要な持ち物まとめ
最後にもう一度、保育園生活に必要な持ち物をまとめます。
・哺乳瓶
・冷凍母乳パック(園が対応してくれる場合)
・自宅で飲んでいる粉ミルク缶(園が用意する場合もある)
・おむつ
・おしりふき(園が用意する場合もある)
・スタイ(よだれが多い場合)
・口拭き用のガーゼハンカチ(ミルクを飲む子は毎日複数枚)
・エプロン(離乳食を開始した子は毎日1枚ずつ)
・手口拭き用のハンドタオル(離乳食を開始した子は毎日2-3枚)
・帽子(季節に合わせたもの)
・履き慣れた靴(一人歩きが上手になった子用)
1歳児に必要な持ち物
・エプロン(毎日1枚)
・口拭き用のハンドタオル(毎日2-3枚)
・トレーニングパンツ(複数枚)
・肌着やズボン(枚数多め)
・体拭きタオル(フェイスタオル)
2歳児に必要な持ち物
・ループ付きタオル(手洗い時に使用する)
・トレーニングパンツ(複数枚)
・ズボンや肌着の着替え(枚数多め)
・体拭きタオル(フェイスタオル)
3歳児に必要な持ち物
・ループ付きタオル(手洗い時に使用する)
・汚れもの入れ(大きめサイズ)
・トレーニングパンツ(必要な場合)
・ズボン(必要なら複数枚)
・体拭きタオル(フェイスタオル)
子供もママも安心な保育園生活を送るために、忘れずに準備を進めてください。