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保育士が保育園を辞めるベストな時期はわかりますよね。年度末の3月です。その理由は、保育園が4月から3月までの1年単位で運営されているからです。
とくにクラス担任が年度途中退職をすると、子供の保育を中途半端に終わらせることになります。途中で先生が変わると子供が混乱するので、保育士も後ろ髪引かれる思いでしょう。
それでも、年度途中に保育園を辞めなければいけない場合もあります。わたしも過去に2回保育園を年度途中退職しているので、不安になる気持ちはわかります。
- 年度途中で保育園を辞める適切な時期っていつなの?
- 保育園に退職を言うベストなタイミングってある?
- 年度途中で退職したいけど……ほんとにいいのかな?

年度途中で辞め時を迷っている人、保育園に退職を言うタイミングが不安な人は、この記事を最後まで読んで来たるべき退職に備えましょう。
保育士が年度途中で保育園を辞めるのはいつが良いか、また園長に退職の意思を伝える時期はいつが良いかについて詳しく解説します。

保育士、幼稚園教諭、保育教諭歴20年以上。幼稚園、保育園、認定こども園など転職して述べ500人以上の園児を保育し、保護者の相談に答えてきました。両親・祖母が教師・保育士なので、保育士は多分天職です。
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保育士が年度途中退職をするタイミングはいつが良い?

保育士が年度途中退職をする場合の辞め時はなかなか難しいですが、以下の3つのタイミングが考えましょう。
- 新入園児も落ち着いた6-8月ごろに退職する
- 次年度のクラス編成前の11-12月ごろに退職する
- 自分にとって都合が良いタイミングで退職する
新入園児も落ち着いた6月-8月ごろに退職する
入学式が終わって新入園児も落ち着いた6-8月ごろがもっとも早い年度途中退職のタイミングです。
後で説明しますが、9-10月から保育士求人が増え始めるのは、6-8月に来期継続の意思を保育士に確認する保育園が多いからです。そのため、この時期は保育園側もある程度準備ができています。
継続意思を聞かれて退職するか迷ったら、迷っていることを伝えて猶予を作っておきましょう。

次年度のクラス編成前の11-12月ごろに退職する
次の年度途中退職のタイミングは次年度クラス編成が行われる前で、時期的には11-12月ごろです。
クラス編成は年明けの2月ごろが多いですが、その頃にはもう卒業式の準備が始まっていますし、1月だと年明けでバタバタしています。
そのため、年末の発表会や作品展など大型行事が終わったぐらいがキリの良い退職時期です(行事の時期は保育園による)。

自分にとって都合が良いタイミングで退職する
年度途中でも上記のようにタイミング良く退職できれば良いのですが、「妊娠」「旦那さんの転勤」「家族の介護」など突発的な理由で比較的にすぐに辞めなければいけない人もいます。
また、「人間関係が限界」「体調を崩した」「精神的に辛い」なども年度途中退職の理由になります。


保育園の事情を考慮しすぎて、無理をする必要はありません。お世話になっている保育園に報いたいなら、無理をしない範囲で退職のタイミングをずらしてください。


退職の意思はいつ保育園に言うのが適当?


実際に退職をするタイミングと園長に辞めたいと言うタイミングを合わせる必要はありません。
ただ保育園を円満退職したい人、お世話になった保育園や同僚保育士にあまり迷惑をかけずに退職したい人は、以下の点に注意して保育園に退職を伝えましょう。
- 保育園に辞めたいと言うのは早いほど良い
- 保育園に配慮するなら退職予定日の2-3ヶ月前
保育園に辞めたいと言うのは早いほど良い
保育園に退職の意志を伝えるベストなタイミングは「早ければ早いほど良い」です。これが基本です。
保育園にはシフトの組み直しや求人の準備などがあるので、保育園を辞めたい、転職したいと思ったら、早めに園長に言うようにしましょう。

保育園に配慮するなら退職予定日の2-3ヶ月前
民法では、退職の意思は2週間以上前に伝える必要があります。つまり、法律的には2週間前に退職の意志を伝えれば辞められるということです。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
期間によって報酬を定めた場合には、使用者からの解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三カ月前にしなければならない。
ただ以下で解説している通り、退職には退職までの流れとあなた自信の準備も必要です。
退職の予定日を決め、身の振り方を考えてから退職の意志を伝えますが、その後も引き継ぎや退職の手続きなど何かと時間がかかります。
そのため可能なら退職予定日の3ヶ月前、最短でも2ヶ月前に退職の意思を伝えると、保育園や同僚保育士にあまり迷惑をかけずに円満退職できるでしょう。



誰もが年度末退職できるわけではないですし、年度途中退職でも計画的に辞められるわけではありません。保育園をすぐに退職したい人は、それなりの事情を抱えているはず。
その場合は心苦しいとは思いますが、退職時期も退職を伝えるタイミングも考える必要はありません。
年度途中でもすぐ退職した方が良い保育士

という極端な人は少ないとは思いますが、保育園に気を使いすぎると辞めるタイミングを逃したり、引き止められて「あと少しやろうかな……。」とズルズル続けることになります。
でも気持ちに反して働き続けても、心がつらくなるだけ。中途半端な保育をすると、子供たちにも影響があります。年度途中でも、保育園を辞めて良いのは以下の保育士です。
- 転職して叶えたい目的が決まっている保育士
- 転職の目的の優先順位が決まっている保育士
- 周辺の保育園より待遇が明らかに悪い保育士
- 同僚・園長からパワハラを受けている保育士
- ストレスで体調に影響が出ている保育士
- 仕事に責任感を持てなくなった保育士
この中で下4つは保育園にいることがマイナスなので、年度途中でもすぐに辞めても良いと思います。とくにパワハラ・いじめがある保育園はすぐ辞めるか、転職しましょう。
頑張って働いてもパワハラやいじめはなくなりませんし、悩んで心や体を病んでも誰も責任をとってくれません。あなたが働けなくなっても保障してくれません。
年度途中退職をしても、何も責任を負う必要はありません。義務感や責任感だけで続けている苦しい仕事なら、早めに退職・転職を決断してください。

保育士が保育園を辞めたいと思ったら、まずは保育園の退職時期を早めに決めて、それに向けて退職準備を進める流れになります。
ただ園長がどうしても辞めさせてくれない、退職願を受理してくれないなど困っている人は、強引に保育園を辞めることも考えてください。


保育園を辞められない保育士は退職代行もアリ
保育園を辞めたいのに辞められない保育士は、退職代行サービスも検討しましょう。退職代行とは、社員が会社を退職したいときに社員の代わりに退職意思を会社に伝える代行サービスです。
退職代行を知らない人もいると思います。まずは以下から、サービスの使い方や使った方が良い保育士・使う必要がない保育士の特徴を知ってください。
退職代行が注目されているのは、それだけ辞めたくても辞められない人が多いということ。責任感が強い保育士ほど、子供や同僚のことを考えて辞められません。
- 子供に対して無責任になるかも……
- 保護者からの信頼を失うかも……
- 保育園に迷惑をかけてしまうかも……
- 年度途中退職なんて非常識……
このように考える気持ちはわかりますが、仕事の責任感よりも自分の人生の方が大切です。

保育園の退職を決断できた人は、以下の記事が参考になると思います。立つ鳥跡を濁さず、自分にとってメリットがあるようにうまく退職してください。


退職より保育園を辞めた後の人生の方が大切!
ネガティブな理由で保育園を辞める場合、「すぐ辞めたい……。どうやったら退職できるかなぁ。」と辞めることばかり考えて、辞めた後のことを何も考えられなくなります。
でも大切なことは保育園を辞めることではなく、辞めた後の人生が豊かになることです。頭が回らない気持ちはわかりますが、自分自身のために将来を考えて行動しましょう。
今の保育園を辞めて新しい保育園に転職するとしても、他の職業に転職するとしても、退職の準備と同時に考えるのが理想です。

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保育園を退職するのは後ろ向きな目的ではなく、新しい人生の一歩を踏み出すための手段です。あなたの幸せはあなたにしか作れないので、迷わずに突き進めるよう祈っています。
