保育士の求人票で年間休日120日は多い?少ない?

保育士の転職

保育園の年間休日の平均は?休みが少ない保育士に伝えたい大切なこと

投稿日:2019年11月19日 更新日:

この記事は約 8 分で読めます

まーさ
あーお休みが少ないなぁー、もっと休み増えないかなぁー

今勤めてる保育園の年間休日は何日ですか?そこから具体的に何日増えると嬉しいですか?
みやこさん

まーさ
え、えっと……年間休日120日以上がいいな……。今の保育園の休みは……。

もっと休みが欲しいと言う割に、自分の年間休日数を把握してない保育士は多いです。

たとえば、保育士求人を見ると「年間休日120日以上!」とアピールする保育園がいくつもありますが、これって今よりどれくらい休みが増えるかわかりますか。

後で説明しますが、保育園の年間休日は平均105日前後です。と聞くと、年間休日120日の保育園がとても魅力的に感じますよね。

でもちょっとまってください。休みが少ないことで悩んでいる人でも、単純に年間休日120日の保育園で働けば幸せになれるとは限りません。年間休日が多くても、働きにくい保育園だと意味がないんです。

まーさ
えー、でも105日と120日だと15日も変わるよ。少しくらい働きにくくても休みが多い方がいいな。

という人のために、休みが少なくても働きやすい保育園の方が満足度が高い理由を解説します。とくに転職をしたい人は、単純に年間休日だけで保育園を選ぶと後悔するので、この記事を最後まで読んで参考にしてください。

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保育士と他業種の平均年間休日数の比較

保育士と他業種の平均年間休日数の比較

休みはとっても大切なことなので、休日の数え方と休暇制度についてわかりやすく解説しますね。
みやこさん
  • 年間休日の基本的な数え方
  • 日本の労働者の平均年間休日数
  • 保育施設の年間休日数の割合

年間休日の基本的な数え方

まず1年は52週なので、仮に完全週休2日制だと休日は104日になります。さらに日本の祝日は元旦を除いて15日あり、年末年始休み5日、お盆休みを3日なので、全部で127日になります。

ただし年末年始やお盆、ゴールデンウィークに土日の被りがあったり、祝日に土曜日の被りがあるので、その調整を入れると110-120日が一般的な年間休日数です。

日本の労働者の平均年間休日数

厚生労働省の「平成30年就労条件総合調査」によると、日本の労働者の平均年間休日数は113.7日です。また、従業員が1000人以上の企業の平均年間休日数は118.0日です。

つまり年間休日120日は、大企業のサラリーマンでも少し多い休日数というイメージです。

保育園の年間休日数の割合

平成29年度の福祉医療機構の調査によると、保育園の年間休日数の割合は以下のようになります。

年間休日数 割合
96日未満 14.3%
96日-101日未満 15.4%
101日-106日未満 20.9%
106日-111日未満 18.5%
111日-116日未満 9.9%
116日-121日未満 8.9%
121日以上 12%

これを見る限り、保育士の年間休日は105日前後が平均になると思います。わたしがこれまで勤めたり、見てきた保育園もだいたいそれくらいですね。

まーさ
これを見ると、保育園で年間休日120日ってかなり休みが多いんだね。

みやこさん
そうですね。ただ年間休日に含まれる休暇制度を理解することが大切です。休暇制度を勘違いすると年間休日の意味が大きく変わります。

保育園で年間休日に含まれる休暇制度

保育園で年間休日に含まれる休暇制度

求人票に年間休日120日と書かれていても、その休日数に含めて良い休暇と含めちゃダメな休暇があるんです。
みやこさん
  • 年間休日120日に含めて良い休暇
  • 年間休日120日に含めちゃダメな休暇

年間休日120日に含めて良い休暇

一般的に求人票などで年間休日数を書く場合は、次の休暇、休暇制度が含まれます。

完全週休2日制+祝日休み

年間120日以上になるには、完全週休2日と祝日休みが入ってないとほぼ達成できません(完全週休2日=土日休みじゃありません)。

ただし土日休みでも月一回土曜日出勤という保育園もあるので、その場合は12日ほど休みが少なくなります。それで年間休日120日を実現するには、他に大きな休暇制度が必要です。

季節休暇(主に夏季休暇)

夏季休暇がある保育園は多いですね。夏季休暇はお盆の3日ほどです。ただしお盆も運営する保育園では、バラバラに夏季休暇を取ります。年度末に3日前後の春季休暇がある保育園もあります。

年末年始休暇(冬期休暇とも言う)

院内保育所以外は、年末年始休暇を設けている保育園がほとんどだと思います。通常は年末2-3日と年始の三賀日合わせて、5-6日が休みになります。

リフレッシュ休暇

保育士の待遇改善のために、リフレッシュ休暇を設ける保育園も増えてきました。リフレッシュ休暇は、勤続3・5・10年など節目時期に3日前後休暇が与えられます。

リフレッシュ休暇は有給扱いが多いため、リフレッシュ休暇を設けている保育園は、通常の有給休暇も取りやすい良い環境が多いと思います。

バースデー休暇

若い保育士に人気なのがバースデー休暇です。1年に1回の誕生日や近い日を休みにする制度です。こちらも一般的には有給扱いが多いです。1年に1日ですが、バースデー休暇がある保育園は魅力的に感じます。

年間休日120日に含めちゃダメな休暇

年間休日120日以上をアピールしておいて、その中に以下の休暇制度が含まれてると「ちょっとずるくない?」というもの。

年次有給休暇

年次で与えられる有給休暇は法定休暇で、一般的に年間休日の中に含みません。有給休暇を年間休日に含める保育園は、ちょっとやばいかもしれません……。

産休・育休

産休・育休は子供を出産・育児する母親は、取らなければいけない法定休暇です。さすがに年間休日に含める保育園はないと思いますが、産休・育休取得に気を使う保育園は計画的に辞めましょう

慶弔休暇(けいちょうきゅうか)

慶弔休暇とは、自分や親族の結婚式、お葬式のときに取る法定外休暇の一つです。就業規則に定められていれば有給になりますが、そうじゃなければ年次有給を取るか、無休欠勤になるかです。

通常は「父・母」「兄弟」など労働者との関係性によって、就業規則に休日数が決められています。

子の看護休暇

子の看護休暇とは、小学校就学前の子供が病気やケガのときに年間5日まで取れる無給休暇のことで、法定休暇として認められています。また、介護休暇や生理休暇も同様ですね。これらも法定休暇です。

まーさ
お休みって表面的な年間休日だけじゃないんだね。いざというときのために、取れる休暇を把握するのは大事だね。

はい、その通りです。年間休日120日以上の保育士求人があったとしても、休暇制度の内訳まで把握することが大切ですよ。
みやこさん

保育士の有給休暇取得日数は?

保育士の有給休暇取得日数は?

まーさ
ところで、保育士って年間どれくらい有給とってるのかな。
  • 有給休暇の基礎知識
  • 保育業界の有給消化日数

有給休暇の基礎知識

有給休暇は、保育園や経営者の判断で日数を決めるものじゃないです。6か月継続勤務すると以下の有給休暇が付与され、その後も決まった日数以上の有給休暇が付与されます。

  • 勤続6か月で有給休暇数を10日付与
  • 勤続1.5年で有給休暇数を11日付与
  • 勤続2.5年で有給休暇数を12日付与
  • 勤続3.5年で有給休暇数を14日付与
  • 勤続4.5年で有給休暇数を16日付与
  • 勤続5.5年で有給休暇数を18日付与
  • 勤続6.5年で有給休暇数を20日付与

有給休暇を含めて年間休日120日とする保育士求人があるとしたら、実際の休日数は110日になります。そんな求人はないとは思いますが……。

保育業界の有給消化日数

保育士は、どれくらい有給休暇を消化してるんでしょうか。2016年データによると、私立保育園の有給消化日数は10-15日が30%、7-9日が27%、3-6日が24%……全体の半分ほどの消化率ですね。

設置・運営主体別 正規職員の年次有給休暇の平均取得日数

全国保育協議会会員の実態調査報告書2016

日数 2日以内 3-6日 7-9日 10-15日 16-20日 21日以上 無回答
全体 2.9% 31.3% 28.8% 25.3% 6.8% 1.4% 3.5%
公設公営 3.2% 40.7% 31.5% 17.9% 3.1% 0.7% 2.9%
公設民営 3.1% 30.8% 22.5% 31.3% 7.5% 1.8% 3.1%
民設民営 2.6% 23.9% 27.2% 30.7% 9.6% 1.9% 1.0%

現在は年5日以上の有給取得が義務化されたので、有給消化率は上がっているはずです。つまり、これまでより有給消化しやすくなっています。詳しくは以下を参考にしてください。

年間休日の多さより休みが取りやすい保育園を選ぼう

年間休日の多さより休みが取りやすい保育園を選ぼう

まーさ
7年勤めたら有給日数が20日か……。これなら年間休日を気にするより、有給消化しやすい保育園の方がいいね。

そうです。年間休日が多い保育園は魅力的ですが、有給など法定休暇を取りやすい保育園の方が重要なんです。
みやこさん

保育士の平均年間休日数が105日だとすると、年間休日120日の保育園は魅力的です。ただし、年間休日が多い保育園が働きやすいとは限りません。

年間休日が120日でもいざというときに休めない、残業が多い、有給消化率が悪い、育休が取りにくい、半勤半休が多い保育園だと嫌ですよね。

土曜出勤で月曜休みだったり、夜勤・深夜勤があったりなど、休みが変則的な保育園は多いです。そのため年間休日が多くても、休みがとりにくい、休んだ気がしない保育園では意味がありません

まずは、自分が働いている保育園や転職したい保育園の年間休日が何日か把握しましょう。そのうえで、どんな休暇制度があるか、休暇が取りやすいかを確認しましょう。

  • 保育園の年間休日に含む休みと含まない休み
  • 保育園にどんな休暇制度があるのか
  • その保育園が休みを取りやすいのか

これらを合わせて考えないと、保育園の年間休日が120日以上あっても働き方に不満が残ります。

まーさ
なるほど……。じゃあ有給が使いやすい、休みが取りやすい保育園で働きたいんだけど、どうすればいいのかな。

休みが多くて、休みが取りやすい保育園の求人はたくさんありますよ。
みやこさん

休みが取りやすい保育士求人の見つけ方

休みが取りやすい保育士求人の見つけ方

保育士求人を見るときは、保育園の休暇制度を確認してください。とくに有給扱いの休暇制度がある保育園は、年次有給休暇も取りやすいです。

ポイントは2つ。「しっかり求人票を見ること」、そして「保育士転職サイトから保育園の情報をもらうこと」です。
みやこさん

たとえば保育士バンク「年間休日120日」を検索すると、796件の求人が見つかります。ただし年間休日だけで転職先を決めると後悔するので、以下の要素も踏まえて求人を検討します。

  • 年間休日数に含む休みと含まない休み
  • 保育園にどんな休暇制度があるのか
  • その保育園が休みを取りやすいのか

休みを取りやすい保育園を見つけるには、保育園の内情を知らないといけません。そのため、保育士転職サイトに保育園の内情を調べてもらい、休みが取りやすい保育士求人を見つけましょう。

おすすめの保育士転職サイトは、保育士バンク、マイナビ保育士、ジョブメドレー保育士です。

保育士バンクは担当者に元保育士が多いので気軽に相談できますし、充実したWEB面接や転職フェアなどサポートの質が高く、非公開求人も多くて使いやすいです。

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最近は年間休日が多く、有給消化しやすい保育園も増えています。モチベーションや健康は、働き方でコントロールできます。転職するなら年間休日だけを見ず、休暇制度もよく見て転職先を決めてください。

保育士転職サイトランキング10選も参考にしてください☺️
まーさ

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