企業内保育園に転職するメリット

保育士の仕事

企業内保育所求人の失敗しない選び方、転職のメリット・デメリット

投稿日:2019年11月19日 更新日:

この記事は約 7 分で読めます

まーさ
こんにちは!保育歴20年の保育士まーさ(@mama_ism)です。
テレビの特集でも見かける企業内保育所は、保育士にとって人気の転職先の1つです。もちろん転職するメリットはありますが、あなたにとってほんとに良い転職先になるかは、求人票を見比べないとわかりませんよ。

企業内保育所すべてが魅力的な求人とは限らない

企業内保育所すべてが魅力的な求人とは限らない

以前に比べて、企業内保育所(事業所内保育施設)の数は格段に増えました。企業内保育所は、平成29年3月の4766箇所から平成30年3月には5626箇所に増えています(院内保育所含む)。

平成29年度認可外保育施設現況取りまとめ|厚生労働省

企業内保育所の設置が良い人材を確保し、良い人材の流出を防ぐ手段になったからです。企業内保育所を設置してると聞くと、「従業員の家庭を考えてる良い会社だな。」というイメージがありますよね。

とは言え、すべての企業内保育所が良い転職先とは限りません。そのため、企業内保育所に転職したい保育士は、メリット・デメリットをちゃんと押さえてください。

企業内保育所(事業所内保育所)の特徴

企業内保育所(事業所内保育所)の特徴

企業内保育所とは、基本的に設置企業の従業員の子供を預かる保育園のことで、「事業所内保育所」にあたります。基本的には認可外保育園が多く、以下4つのタイプに分かれます。

  • 単独利用型
    単独利用型とは、その企業のみが運営する施設で、預かる子供はその企業で働く従業員の子供のみです。
  • 地域開放型
    地域開放型とは、その企業のみが運営する施設で、預かる子供はその企業で働く従業員の子供と周辺地域の子供です。
  • 共同利用型
    共同利用型とは、その企業が設置して近隣企業が共同運営する施設で、預かる子供は共同運営する企業で働く従業員の子供です。
  • 共同施設型
    共同施設型とは、複数企業で設置して共同運営する施設で、預かる子供は共同運営する企業で働く従業員の子供です。

設置や運営と言っても取りまとめだけで、保育園の運営事業者に委託することが多いです。

近年の制度変更で、地域開放型の企業内保育所を運営すると助成金を受けられる条件ができたため、企業内保育所は増えていますし、保育士の需要も増しています。

企業内保育所は企業内(オフィスビル内など)や近隣施設に設置されているため、保育スペースは広くありません。小規模保育園なので行事もほぼありません。

預かる子供の年齢も0-2歳対象が多く時間も不規則になることがあるので、保育園+託児所と言っても良いですね。託児所の特徴は以下の通りです。

保育士の仕事は子供を預かって、食事、お昼寝、遊びなど通常の保育園と変わりませんが、認可外保育園が多いため保育士資格が必要というわけではありません。

保育士が企業内保育所に勤めるメリット

保育士が企業内保育所に勤めるメリット

まーさ
企業内保育所が保育士に人気の理由はなに?
  • 比較的給料が高い企業内保育所が多い
  • 大手企業設置園は福利厚生が充実している
  • 通常の土日祝日休みが多い
  • 残業や持ち帰り仕事が多くない
  • 保育士資格保有者は優遇されやすい
  • 新しくてきれいな新設保育園が多い
  • 新しい設備やICTの仕組みが整っている
  • 通勤に便利な場所にあることが多い
  • 子供一人ひとりの成長を向き合える

比較的給料が高い企業内保育所が多い

地域開放型で企業内保育所が新設されることが多いため、保育士確保の競合も増えています。そのため、給料や休暇で求人に差をつける企業内保育所が増えています。

月給191,000円~(新卒初任給の場合)
※経験考慮いたします
昇給年1回
賞与年2回計6.2ヵ月分+α(2017年度実績)
日曜日・祝日
※月2回土曜休みあり
創立記念日(5/15)
年末年始(12/29~1/3)
夏季特別休暇5日
年次有給休暇

上記は「保育士バンクで調べた求人です。新卒初任給で月給19万円は良いですよね。賞与が6.2か月分もかなり多いです。基本給17万円だとしても、1年目で年収330万円を超えます。

大手企業設置園は福利厚生が充実している

企業内保育所は、大手企業や複数の企業が協力して設置することが多いです。その場合、企業に合わせた福利厚生になるので、手当などの待遇面が充実しています。

運営事業者に委託した場合は、事業者の従業員になりますが、その場合も普通の保育園の保育士より福利厚生が充実しています。ただし、給料は一般的な保育士とあまり変わりません。

企業に合わせた土日祝日休みが多い

一般的な企業は土日祝日が休みですよね。企業内保育所は、その企業の社員の子供を預かることがメインの目的なので、企業内保育所で働く保育士もその企業の休みに合わせます。

土曜出勤、日曜出勤の保育園もありますが、カレンダー通りの生活をしたい人には都合が良いですね。

残業や持ち帰り仕事が多くない

企業内保育所を設置する企業は、労働時間も厳守する傾向があるので残業も多くありません

また、企業内保育所は20人未満の小規模保育園が多いため大きな行事も行いません。行事をしないため準備で残業したり、持ち帰り仕事が発生することもありません。

保育士資格保有者は優遇されやすい

保育士資格を持っていると優遇される企業内保育所も多いです。企業内保育所でキャリアアップをしたい人は、保育士資格を持っていて保育経験がある人が対象になることが多いですね。

新しくてきれいな新設保育園が多い

企業内保育所は最近設置された施設が多いため、きれいなところが多いですね。今から企業内保育所を設置する企業も多いため、オープニング求人需要も高いです。オープニング求人の特徴は以下の通りです。

新しい設備やICTの仕組みが整っている

保育士の仕事が楽になるPCやタブレットなどの設備やICT(情報や知識を伝達・共有する技術)のシステムが取り入れられている企業内保育所も増えています。

このような設備が整っているだけで保育士の仕事を減らしたい、効率化したいという意識が見えるので、保育士は働くモチベーションが上がります。

子供の発熱で親に連絡がつきやすい

保育園で困ることの1つが、子供の発熱で保護者になかなか連絡が取れないことや「忙しいから迎えに行けない!」と言われることです。

企業内保育所は企業の隣接地に設置されているため、保護者にすぐ迎えに来てもらえます。また、連絡がつかなくても、保護者の居場所はわかってるため、緊急時も対応が取りやすいです。

通勤に便利な場所にあることが多い

企業内保育所を設置する企業は、ある程度従業員を抱えています。そのため、駅前のオフィス街や車で通える郊外にあることが多く、保育士にとっても通勤が便利です。

子供一人ひとりの成長を向き合える

企業内保育所は、一般の保育園よりも残業が少なく業務負担がかからないため、子供一人ひとりと向き合って関わっていくことができます。また、保護者の理不尽なクレームも少ない傾向があります。

保育士が企業内保育所に勤めるデメリット

保育士が企業内保育所に勤めるデメリット

まーさ
企業内保育所で働きたいけど、デメリットはある?
  • 企業文化で仕事が変わることがある
  • 企業の稼働時間によってシフトが変則的
  • 企業内保育所はキャリアアップしにくい
  • 保育環境が十分じゃない場合もある
  • 企業の業績次第で閉鎖されるかも
  • パート保育士から正規保育士になりにくい

企業文化で仕事が変わることがある

企業内保育所は、企業文化に合わせて仕事内容が変わることがあります。たとえば、保育に必要な書類以外に提出する書類があったり、集会に出席するなどで時間を使うこともあるかもしれません。

企業の稼働時間によってシフトが変則的

たとえば、その企業がシフト制をとっている場合は、企業内保育所もその時間に合わせた稼働になるので、勤務時間が変則的になります。早朝シフト、深夜シフトなどもあるかもしれません。

企業内保育所はキャリアアップしにくい

保育士がキャリアアップするには認可保育園での乳児保育と幼児教育の研修が基本です。企業内保育所の多くは、小規模の認可外保育園なのでキャリアアップの経験は積めません。

保育環境が十分じゃない場合もある

企業が、企業内保育所を保育現場じゃなく託児所と認識していると、保育に必要な設備が足りていない可能性があります。必要なものを購入する場合は、企業のやり方で上申しなければいけません。

企業の業績次第で閉鎖されるかも

企業内保育所は企業が設置する福利厚生施設なので、企業の業績が悪くなると閉鎖される可能性もあります。変化が激しい業界の企業だと4-5年後先の未来も見えにくいですね。

パート保育士から正規保育士になりにくい

企業内保育所は、企業の運営に左右されるため閉鎖のリスクがあります。また、そういう体制なので、パート保育士・契約保育士で働き始めると正規保育士になりにくいデメリットがあります。

企業内保育所の求人の選び方とポイント

企業内保育所の求人の選び方とポイント

まーさ
企業内保育所で働きたい!どんな求人を選べば良いかポイントを教えて!

企業内保育所は待遇面のメリットが多く人気がある保育園ですが、企業の業績に左右される不安定な職場でもあります。そのため、長く安定的に働きたい人は、以下の求人の選び方が大切です。

  • 大手企業が運営する企業内保育所
  • 都市圏の保育士求人がメインになる
  • 雇用形態を間違えないように選ぶ
  • 企業内保育所は非公開求人が多い

大手企業が運営する企業内保育所

企業内保育所を設置する企業は経営状態が良く、福利厚生も充実しているためやっぱり人気があります。その中でも、大手企業が運営する企業内保育所を選ぶのがベストです。

大手企業が運営する企業内保育所は待遇が良いため辞める人が少ないですし、新設保育園は募集が殺到するので、気合を入れないと転職は難しいですね。

都市圏の保育士求人がメインになる

企業内保育所は、やっぱり都市圏の求人が多いです。地方でもポツポツはありますが、ピンポイントで通える企業内保育所が見つかるとも限りません。

また、地方の企業内保育所は郊外にあることが多いため、交通手段も限られます。保育士求人が少ない地域の人は、企業内保育所をメインに考えず、定期的に空きがないかチェックする癖をつけましょう。

雇用形態を間違えないように選ぶ

企業内保育所ではパートから正規保育士になるのは難しいので、最初の雇用形態は注意してください。

面接でパートから正規保育士になれるか、条件はあるかなどを質問しても良いですね。もちろん口ではなんとでも言えるので、実績を聞いたり、調べた方が良いですよ。

企業内保育所は非公開求人が多い

大手企業が企業内保育所を新設する場合は非公開で進めることが多いので、非公開求人が多いですね。

そのため、非公開求人が売りの転職サイトで、キャリアアドバイザーに紹介される方が転職の可能性は高いです。企業内保育所で働きたい保育士は、優秀なキャリアアドバイザーを見つけてください。

企業内保育所に転職しやすい転職サイトは?

企業内保育所に転職しやすい転職サイトは?

企業内保育所は公開求人もたくさんありますが、より大手企業で安定した職を求めるなら、いくつかの転職サイトに登録してキャリアアドバイザーから非公開求人を紹介してもらいましょう。

そのため非公開求人を多く持っていて、優秀なキャリアアドバイザーが多い保育士転職サイトを選んでください。

企業内保育所求人でおすすめの転職サイトは「保育士バンク」「保育ひろば」「マイナビ保育士」です。転職サイトは複数登録が基本です。ほとんどの転職者がこの中のどれかには登録してると思います。

保育士バンクは保育士のおすすめNo.1!

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保育ひろばは業界実績も知名度もある!

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保育ひろばは知名度も高く、頻繁に転職フェアを開催しているので安心して転職サポートを任せられます。お客様満足度94.2%というのもポイントですね。

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関東の転職はマイナビ保育士がおすすめ

関東の転職なら「マイナビ保育士」は外せません。マイナビの知名度は大きいですし、多くの転職ノウハウに基づいたサービスが期待できます。

求人、キャリアアドバイザー、サービス、口コミすべて1-2を争う質の高さです。希望しなければ電話連絡がない「マイページ会員サービス」に使いたい人もいるでしょう。

マイナビ保育士公式サイト

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保育士バンク

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保育ひろば

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