40代未経験でも保育士として働ける?

保育士の仕事

企業内保育所の給料、仕事内容、メリットデメリットは?求人の賢い選び方

投稿日:2019年11月19日 更新日:

この記事は約 10 分で読めます

まーさ
企業内保育所の求人って保育士に人気なんでしょ?どこも待遇がいいって聞いたんだけど。

たしかに企業内保育所求人は人気ですが、どこでも良いわけじゃないですよ。企業内保育所求人を見極めるいくつかのポイントを解説しますね。
みやこさん

企業内保育所(院内保育含む事業所内保育施設)は、平成30年3月-平成31年3月のたった1年で、1786施設から3402施設(前年比+1616施設)に増えています。

これだけ企業内保育所が増えた理由は、企業内保育所の設置が子育てと仕事を両立したい人材の確保、人材流出を防ぐ手段になっているからです。また、企業主導型保育事業に助成金が出ることも大きいです。

企業内保育所がある企業は「従業員の家庭を大切する良い会社」のイメージがありますね。わたしも企業内保育所は、おすすめの転職先だと思います。ただし、どこでも良いわけじゃないんです。

とくに若い保育士にとっては、企業内保育所の選び方によって将来のキャリアアップ、将来の給料に悪い影響を与える選択をしてしまうかもしれません。

そこでこの記事では企業内保育所をよく知らない保育士のために、企業内保育所で働くメリット・デメリット、後悔しない企業内保育所求人の選び方を徹底的に解説します。

なお企業内保育所の求人を探すなら、求人数が多い以下の転職サイトがおすすめです(2020年3月時点)。こちらも選び方も合わせてお話します。

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企業内保育所(事業所内保育所)の特徴

企業内保育所(事業所内保育所)の特徴

まーさ
企業内保育所って会社の中にある保育園のことでしょ?

企業内保育所をひとくくりで考えちゃダメです。種類が4つあるので、かんたんに分類を覚えてください。
みやこさん

企業内保育所とは、主に設置している企業の従業員の子供を預かる保育園のことです。

種類は「事業所内保育所(認可保育所)」「企業主導型保育所」「認可外保育所」「託児スペース」があります。それぞれ特徴があるので、違いを知っておきましょう。

企業内保育所の種類

事業所内保育所(認可保育所)

企業内保育所が増えた理由の1つに、基準を満たして自治体の認可を受けることで認可保育所を設立できるようになったことが挙げられます。これを事業所内保育所(認可保育所)と言います。

企業主導型保育所

また、認可園の基準を満たしていなくても、その企業の従業員の子供+周辺地域の子供を預かる地域開放型の企業内保育所であれば、企業主導型保育所事業の対象になります。

事業所内保育所は認可園として自治体の補助金をもらえ、企業主導型保育所は認可外園ですが国の補助金をもらえるため、どちらかの企業内保育所を設置する大手企業は増えています。

認可外保育所と託児スペース

この2つに該当しない企業内保育所は、児童福祉法に基づく認可外保育所、または乳幼児を一時預かりする託児所です。託児所と保育園の違いは、以下を参考にしてください。

現在の企業内保育所の位置付け

保育士が押さえておくべきことは、その企業内保育所が認可園なのか、認可外園なのかです。

後で説明しますが、これからキャリアアップをしたい保育士は、認可園で一定年数の保育経験が必要になります。そのため、認可園の企業内保育所を選んだ方が良いですね。

企業内保育所はもともと一時預かりの託児所に近いものでしたが、利用者の要望に応えるために自治体の認可を受けたり、地域開放型の要件を満たたりして、近年は通常の保育園の運営形態に近づいています。

そのため、単純に子供を預かる一時預かりの人材より、専門性がある保育士の能力を持った企業内保育士の需要が増してます。

どの種類の企業内保育所で働くにしても、経験がある保育士人材が求められています。
みやこさん

企業内保育所の仕事内容

企業内(ビル内など)や近隣施設に設置されるため、保育スペースは広くありません。また預かる子供も3歳未満が多いので、異年齢保育をするなど大規模保育園とは構造が多少違います。

と言っても企業内保育士の仕事は、子供を預かって食事、お昼寝、遊びをするなど通常の保育の仕事と変わらない部分が多いですね。

企業内保育所は紹介した4種類に分かれるので、託児所に近かったり、保育園に近かったりなどそれぞれ仕事内容が違います。
みやこさん

まーさ
じゃあその企業内保育所がどんな保育をするか、事前に調べた方がいいんだね。

保育士が企業内保育所に勤めるデメリット

保育士が企業内保育所に勤めるデメリット

まーさ
企業内保育所で働いてみたいんだけど、何かデメリットってあるのかな?
  • 企業ルールで仕事や稼働時間が変わる
  • キャリアアップの経験年数に加算されない
  • 保育環境が十分じゃない場合もある
  • 企業の業績次第で閉鎖されるかも
  • パートから正規保育士になりにくい

企業ルールで仕事や稼働時間が変わる

企業内保育所は社員の子供を預かる存在なので、企業ルールに合わせて運営されます。

たとえば、保育以外で提出する書類があったり、集会に出席する必要があったり、企業の勤務時間に合わせて早朝・深夜シフトなど変則的な勤務時間になる場合もあります。

キャリアアップの経験年数に加算されないかも

保育士が主任保育士などにキャリアアップするには、保育士キャリアアップ研修を受けて、さらに3年or7年の認可保育園での乳児保育と幼児教育の実地が必要です。

企業内保育所はまだ小規模の認可外保育園も多く、その場合はキャリアアップに必要な実地経験を積めません。保育士のキャリアアップについては以下を参考にしてください。

保育環境が十分じゃない場合もある

設置した企業が企業内保育所を保育園じゃなく託児所と認識していると、保育設備が不十分になる可能性があります。また、保育に必要なものを購入する場合も、企業のやり方で上申する必要があります。

保育に必要な設備・備品でも、購入を企業に認めてもらえない施設もあるんです。
みやこさん

企業の業績次第で閉鎖されるかも

企業内保育所は従業員に対する福利厚生施設の意味合いが強いので、企業の業績が悪くなると閉鎖される可能性もあります。変化が激しい業界の企業内保育所だと、4-5年先がどうなるかわかりません。

待遇の良さと安定を求めて企業内保育所を選びたい人は、こういう落とし穴があることも知っておきましょう。
みやこさん

パートから正規保育士になりにくい

企業内保育所は企業の業績に影響を受けるので、閉鎖リスクがあります。そのため、パート保育士・契約保育士で働き始めると正規の企業内保育士になりにくいデメリットがあります。

企業内保育所ではパートから正社員登用を狙うより、初めから正社員を目指した方が良いですね。そういう意味では、保育士経験者にはメリットがある転職先です。

保育士が企業内保育所に勤めるメリット

保育士が企業内保育所に勤めるメリット

まーさ
保育士の転職で、企業内保育所求人が人気の理由ってなんだろう?
  • 企業内保育所は給料が比較的高い
  • 大手の企業内保育所は待遇が良い
  • 通常の土日祝日休みが多い
  • サービス残業や持ち帰り仕事が少ない
  • 保育士資格保有者は優遇されやすい
  • 新しくてきれいな新設保育園が多い
  • 新しい保育設備やICTの仕組みが整っている
  • 通勤に便利な場所にあることが多い
  • 子供一人ひとりの成長を向き合える

企業内保育所は給料が比較的高い

企業内保育所の新設が多いため、保育士確保の競合も増えています。そのため、給料や休暇で求人に差をつける企業内保育所が増えてます。以下保育士バンクで調べた求人です。

企業内保育所A 企業内保育所B 企業内保育所C
愛知県 静岡県 東京都
月給205000円~(4年制大学新卒の場合) 月給178000円~ 月給220000円~大卒1年目
※経験や評価により決定
昇給年1回 昇給年1回 昇給年1回
賞与年2回 賞与年2回 賞与500000円~/年間(年間2.6カ月)
通勤交通費支給 月上限28000円 通勤手当 上限20000円/月 通勤手当 50000円/月まで
住宅手当 20000円/月まで
時間外手当 全額支給
帰省手当 20000円/(年間)

企業内保育所C(東京)は大手企業ですが、やっぱり給料が高いですね。大卒で月給22万円を超えますし、ボーナスが50万円以上なので基本給も19.2万円以上です。手当も豊富です。

平均的な給料は一般保育園より月給で2-3万円上といったところ。たまに保育士経験3年以上25万円~などの求人があるので、募集を見逃さないようにしたいですね。

大手の企業内保育所は待遇が良い

企業内保育所は、大手企業や複数の企業が協力して設置することが多いです。その場合、運営企業に合わせた福利厚生になるので、大手企業ほど手当や福利厚生などの待遇面が充実しています。

運営事業者に委託した企業内保育所では運営事業者の従業員になりますが、その場合も一般の私立保育園の保育士より福利厚生が充実していることが多いです。

企業に合わせた土日祝日休みが多い

一般的な企業は土日祝日が休みですよね。企業内保育所は企業の社員の子供を預かることが主な目的なので、企業内保育所で働く企業内保育士も企業の休みに合わせます

土曜出勤、日曜出勤の保育園もありますが、カレンダー通りの生活をしたい人には企業内保育所が良いですね。休日の預かり保育がほぼないことにメリットに感じる人もいるでしょう。

サービス残業や持ち帰り仕事が少ない

企業内保育所を設置する企業は、労働時間を厳守する傾向があります。そのためサービス残業もなく、残業も少ないです

また小規模保育メインなので、大きな行事も行いません。行事がないと行事の準備もないので、持ち帰り仕事も発生しにくいです。

保育士資格保有者は優遇されやすい

保育士資格を持っていると優遇される企業内保育所も多いです。企業内保育所でのキャリアアップをしたい人は、保育士資格を持っていて保育経験がある人が対象になることが多いですね。

新しくてきれいな新設保育園が多い

企業内保育所は最近設置された施設が多いため、きれいなところが多いですね。今から企業内保育所を設置する企業も多いため、オープニング求人需要も高いです。

企業内保育所の新設と通常の保育園の新設は少し違いますが、似ているメリットは多いです。新設のオープニング求人のメリットは、以下を参考にしてください。

新しい保育設備やICTの仕組みが整っている

保育士の仕事が楽になるPCやタブレットなどの設備やICT(情報や知識を伝達・共有する技術)のシステムが取り入れられている企業内保育所も増えています。

新しく便利な設備が整っていると、仕事を効率化したい意識が伝わるのでモチベーションも上がります。

子供の発熱で親に連絡がつきやすい

保育園の困り事の1つが、子供の発熱で保護者に連絡が取れないことです。企業内保育所は保護者が近くにいるので、連絡が取りやすいですし、すぐ迎えに来てもらえます。

また連絡がつかなくても保護者の居場所はわかるため、緊急時も対応しやすいです。

通勤に便利な場所にあることが多い

企業内保育所を設置する企業はある程度従業員を抱えているので、駅前のオフィス街や車で通える郊外が多く通勤が便利です。

子供一人ひとりの成長に向き合える

企業内保育所は一般保育園より残業が少なく、保育士に業務負担がかからないため、子供一人ひとりと向き合う保育がしやすいです。

また、子供を預ける保護者は同じ企業の同僚ばかりなので、噂が広がることを恐れてか保護者の理不尽なクレームも少ない傾向があります。

まーさ
給料や待遇を考えると企業内保育所いいかも!でも、どうやって求人を選べばいいのかな?

企業内保育所求人の選び方にはいくつかポイントがあるので、次で解説しますね。
みやこさん

企業内保育所求人の選び方とポイント

企業内保育所求人の選び方とポイント

企業内保育所は給料や待遇面のメリットが多く人気がある保育園ですが、企業業績に左右される職場なので、良い待遇で長く安定的に働きたい人は求人の選び方とポイントを押さえましょう。

  • 事業所内保育所or企業主導型保育所を選ぶ
  • 有名な大手企業の企業内保育所を選ぶ
  • 都市圏の企業内保育士求人がメイン
  • パートより初めから正社員就職を考える
  • なるべく非公開求人を紹介してもらう

事業所内保育所or企業主導型保育所を選ぶ

まず、企業内保育所は認可園の事業所内保育所、または国の補助を受けている企業主導型保育所を選びましょう。

この2つは、保育士の配置基準など一定の設置基準を満たした企業内保育所です。そのため、保育施設を設置している意識が強く、保育設備も整っています。

設置基準を満たすためにお金をかける必要もあるので、ある程度潤沢の運用予算も確保している可能性が高いです。

有名な大手企業の企業内保育所を選ぶ

事業所内保育所or企業主導型保育所ではなくても、企業内保育所を設置する企業は基本的に経営状態が良く、福利厚生も充実してるので人気があります。

働くなら昔からある大手企業の企業内保育所がベターです。大手企業かどうかがわからない人は、保育士転職サイトの担当者に聞いてください。

もちろん条件が良い職場なので、辞める人は少ないですし、新設の企業内保育所は募集が殺到するので求人倍率は高くなります。

都市圏の企業内保育士求人がメイン

企業内保育所を設置する企業は東京など都市圏が多いので、求人も東京がメインです。そのため、東京で働きたい人はどんどん企業内保育所求人を探してください。

一方、地方の企業内保育所はなかなか求人が出ません。また郊外が多いため、交通手段も限られます。保育士求人が少ない地域では企業内保育所をメインに考えず、定期的に求人をチェックしましょう。

パートより初めから正社員就職を考える

企業内保育所ではパートから正社員になるのは難しいので、今後も長く保育業界で働きたい人は、初めから正社員雇用が良いと思います。

パートを希望する人は、あらかじめ面接などで正社員になれる条件、過去の正社員登用実績なども聞いておきましょう。聞きにくければ、保育士転職サイトから聞いてもらうこともできますよ。

なるべく非公開求人を紹介してもらう

大手企業が企業内保育所を新設する場合は、非公開求人が多いですね。とくに株価に影響がある上場企業が企業内保育所を新設する場合は、影響が出ないようにほぼ非公開です。

そのため、保育士転職サイトから非公開求人を紹介してもらう方が圧倒的に良い求人が見つかります。企業内保育所で働きたい人は、非公開求人が多い保育士転職サイトを利用してください

企業内保育所求人を探せる保育士転職サイト

企業内保育所求人を探せる保育士転職サイト

企業内保育所で働きたい人は、保育士転職サイトの非公開求人で掘り出し物を紹介してもらいましょう。
みやこさん

企業内保育所には公開求人もありますが、大手企業の求人や待遇が良い求人を探すなら、保育士転職サイトから非公開求人を紹介してもらうのがベストです。

保育士転職サイトのおすすめは、保育士バンク、マイナビ保育士、ジョブメドレー保育士です。

保育士バンクは担当者に元保育士が多いので気軽に相談できますし、充実したWEB面接や転職フェアなどサポートの質が高く、非公開求人も多くて使いやすいです。

マイナビ保育士は関東の転職では圧倒的に強く、詳細な保育園情報を持っています。マイナビグループなので実績・ノウハウも豊富です。

ジョブメドレー保育士は公開求人が多く、電話連絡がほぼないので気軽に登録できる転職サイトです。その他のおすすめ理由は以下でまとめているので、参考にしてください。

初めて転職活動をする人、保育士転職サイトの登録が初めてで不安な人は以下を参考にしてください。保育士転職サイトの登録から内定をもらうまでの使い方を徹底解説しています。

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まーさ

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