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「転職活動の期間は、短いより長い方が成功しやすい!」というのは、よくある勘違いです。
わたしも初めての転職のときは長い時間をかけて慎重に転職活動をした方が良いと考えてました。ただ、転職活動が長引くといろんなデメリットがあります。
転職活動期間が短いと不安になる人は、この記事をよく読んでください。転職活動期間が長いより短い方が良い理由、効率良く短期間で転職できる方法についてわかりやすく解説しますね。
「転職する時間がない……。やり方がわからないし、お金もない……。」と悩む人は、保育士バンクに相談しましょう。求人紹介~転職まで導いてくれて、どれだけ頼っても無料です。しかも担当者は元保育士が多いので、相談しやすいですよ。もちろん転職相談だけでもOKです。
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保育士歴20年以上。幼稚園、保育園、こども園など転職して、述べ500人以上の園児を保育し、ママ・パパの相談に答えてきました。両親・祖母が教師・保育士なので、保育士は多分天職です。
詳しいプロフィール
転職活動の期間がなるべく短い方が良い理由
- 不安になって転職を妥協する可能性がある
- 面接官の評価が下がる可能性がある
- ルーチン化してモチベーションが下がる
- 転職費用がかさんで身動きが取れなくなる
不安になって転職を妥協する可能性がある
転職活動の期間が長くなると不安になり、早く転職先を決めたくなります。そのため、転職先を妥協してしまいます。不満があって転職したのに、不満を解消できないと意味がないですよね。
面接官の評価が下がる可能性がある
転職活動期間=離職期間が長いと面接官からやる気がないと思われたり、能力が低い、人間的魅力がないと思われるかもしれません。そのため、転職活動期間が長いと転職に不利な状況になっていきます。
ルーチン化してモチベーションが下がる
転職活動が長引くと転職のやる気が下がります。やる気がなくなると、保育士としての自信もなくなります。自信のなさが面接官に伝わると、より転職が難しくなる負のループ……。
転職費用がかさんで身動きが取れなくなる
転職活動の費用は交通費・宿泊費、服飾費などさまざまで、長引くほどお金がかかります。そしてお金がなくなると、身動きが取れなくなって転職活動がジリ貧になります。
近場で転職活動するなら1ヶ月あたり1-2万円~、上京したり遠方で転職するなら1ヶ月あたり3-5万円~は準備しましょう。詳しくは以下を参考にしてください。


保育士が転職活動にかかる期間は
保育士限定のデータはないので、全体の平均転職活動期間を調べてみました。
転職活動にかかる期間はどれくらい?
エン・ジャパンの転職活動の期間の調査
以下は、エン・ジャパンが転職者10,663名に対して行った転職活動に対するアンケートです。
転職経験者の転職活動期間は、「1ヶ月以内」21%、「1~3ヶ月」52%、「4~6ヶ月」17%、「6ヶ月以上」10%です。
リクナビNEXTの転職活動の期間の調査
以下はリクナビNEXTが転職者100名に対して行った転職活動に対するアンケートです。同じく保育士限定ではありません。
転職成功者の転職活動にかかった期間は、「3週間以内」21%、「1カ月間」16%、「2カ月間」19%、「3カ月間」17%、「4~6カ月間」20%、「7カ月以上」7%です。
保育士の転職活動期間も3か月ほど
業種でばらつきはありますが、2つのアンケート結果を見る限り転職活動にかかる期間の7割以上は3か月未満なので、保育士の転職活動期間も同じく3か月未満と考えて良いと思います。

転職活動は短期間が良い?長期間が良い?
転職活動期間が短くて不安になる人は、3か月未満と聞いて以下のように思うかもしれません。
- みんな実は真剣に転職活動をしてないのかな?
- 転職活動してる人ってもしかしてみんな優秀?
- そんなに焦って転職先を決めて後悔しないの?
これらはすべて間違ってます。みんな真剣に転職活動してますし、優秀な人ばかりじゃありません。また、転職活動の期間が短いのは焦って転職先を決めるからじゃありません。

保育士の転職活動は短期間が良いと考えるポイント
- 保育園はすぐに保育士を必要としている
- 保育士の76%は転職を経験している
- 転職活動期間は3か月以内が目安
保育園はすぐに保育士を必要としている
保育園は、あなたの転職活動が終わるまで何か月も待てません。保育園が求人を出すのは、今すぐ保育士が必要だからです。もしくは早く内定をだして安心したいんです。
そのため集中した短期間の転職活動は、保育士と保育園の両者にメリットがあります。
保育士の76%は転職を経験している
保育士バンクが2018年11月に行った調査によると、保育士の76.9%が転職を経験しています。内訳は転職「1回以上」30%、「2回以上」18.5%、「3回以上」27.7%です。
保育士がこれだけ転職をする中で、1回の転職活動に時間をかけるのはナンセンスです。転職活動期間の目安は3か月以内ですが、本来は1-2か月で済ませるのがベストです。
転職活動期間は3か月以内が目安
初めての転職だと「転職候補が絞れない」「書類作成に時間がかかる」「面接準備に手間取る」など思い通り進みません。初めての人も含めて平均3か月なので、何度か転職している保育士の転職活動はもっと短いということです。
実際わたしも4回転職してますが、最初の転職に3か月かかっただけで、残り3回の転職活動は1か月以内です。計画さえ立てれば、初めてでも3か月以内で転職できる保育士は多いと思います。


保育士の転職活動期間が長くなる原因は?
- 1つずつ絞り込んで応募しているから
- 面接の日程調整に時間がかかるから
- 時間がかかるという先入観があるから
- 保育士転職サイトの存在を知らないから
- 待ちの姿勢で転職活動をしているから
- 保育園の退職交渉に時間がかかったから
1つずつ絞り込んで応募しているから
保育園の応募から選考結果までは、長いと1か月はかかります。そのため転職候補を絞り込んで1つ応募して、落ちたら次を絞り込んで応募……だと時間がかかります。
面接の日程調整に時間がかかるから
保育園の面接は、保育士と保育園の両者の予定を合わせる必要があります。とくに1人で転職活動する人は保育園との日程調整で気を使いますね。連絡が遅くてもこちらから声がかけにくいですよね。
時間がかかるという先入観があるから
転職活動期間の7割以上は3か月未満で終わることを知ってれば、その期間を意識しますよね。ところが転職活動は時間がかかるという先入観があると、転職活動期間が長くなってしまいます。
保育士転職サイトの存在を知らないから
初めて転職活動する人は進め方がわからないので、まず保育士転職サイトに登録して求人紹介を受けるという基本も知りません。支援してくれる存在を知らないと、転職活動が長くなるのは当たり前です。
待ちの姿勢で転職活動をしているから
転職活動は自分のためにするものです。保育士転職サイトに登録して優秀な担当者がついても、自分から動かないと転職活動は進みません。すべて待ちの姿勢だと転職活動期間は長くなります。
保育園の退職交渉に時間がかかったから
転職先から内定をもらっても、今の保育園の退職日が決まらないと勤務日は決まりません。退職日が決まらないと、転職先の保育園に迷惑をかけます。そのため、転職活動と並行して退職準備をしましょう。
保育園を辞めるタイミング、いつ退職の意思を保育園に伝えていいか迷っている人は、以下を参考にしてください。


保育士が転職活動期間を短くする方法は?
保育士が転職活動期間を短くする方法やコツは、以下の通りいくつもあります。
- 3か月の転職活動スケジュールを作る
- 不満の自己分析で転職条件を具体化する
- 集めた求人票をリスト化する
- よくある質問をパソコンにまとめておく
- 履歴書、職務経歴書の雛形を作る
- 転職活動にスマホを活用する
- 保育士転職サイトの担当者と人間関係を作る
中でも大切なことは、1人で転職活動をしないことです。保育士転職サイトに転職サポートを受けると、転職活動期間が短くなるだけじゃなく、無駄な時間も削減できます。
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初めて転職活動をする人、保育士転職サイトの登録が初めてで不安な人は以下を参考にしてください。保育士転職サイトの登録から内定をもらうまでの使い方を徹底解説しています。