派遣保育士として働くメリット

保育士の仕事

派遣保育士の給料、仕事内容、メリットデメリットは?おすすめ派遣会社3選

投稿日:2019年11月21日 更新日:

この記事は約 10 分で読めます

まーさ
毎日残業で辛い……子供と向き合って保育したいのに雑用ばっかり……せっかく憧れの保育士になったのに。

雇用形態にこだわりがなければ、派遣保育士はいかがでしょう。とくに子育て中の保育士には良い選択肢ですよ。
みやこさん

派遣保育士の働き方や仕事内容がピンとこない人もいると思いますが、派遣保育士の需要と求人件数は多いです。

代表的な保育士の派遣会社で東京の求人数を調べてみると、「ほいく畑」は500件以上、「ほいぷら」は1000件以上、「保育情報どっとこむ」は700件以上の求人が見つかります。

まーさ
派遣保育士の求人って結構多いんだね。ちなみに派遣保育士の給料っていくらくらいなのかな。

派遣保育士の給料には幅はありますが、時給制で時給1200-1500円、経験によって時給1800円以上もあり、時給換算で正規保育士より効率良く働いている派遣保育士はたくさんいます。

  • 派遣保育士の料とか仕事内容を詳しく知りたい!
  • 派遣保育士として働くメリットとデメリットは?
  • 派遣会社の選び方とおすすめの派遣会社を教えて。
これを教えて!

など派遣保育士に興味がある人は、この記事を読んで派遣保育士のメリット・デメリットを理解してください。限られた時間をうまく使って働きたいなら、派遣保育士を詳しく知って損はありません。

もちろん実際に派遣保育士として働く場合は、派遣会社の選び方も重要ですよ。

派遣保育士と正規保育士の違い

派遣保育士と正規保育士の違い

まーさ
派遣保育士と普通の正規保育士って何が違うの?

派遣保育士は就業前に雇用期間や勤務時間、休日などある程度働き方を決めることができます。仕事内容は正規保育士とほぼ同じです。そのうえで、以下の違いがあります。

 派遣保育士正職員保育士、パート保育士
雇用主の違い派遣会社保育園(運営法人)
給与支払いの違い派遣会社保育園(運営法人)
社保・福利厚生の違い派遣会社の規定保育園(運営法人)の規定
雇用期間の違い有期雇用(最大3年)正職員:無期雇用
パート:有期雇用
指揮命令の違い保育園(運営法人)保育園(運営法人)
派遣保育士と正規保育士の違いについて、わかりやすく説明しますね。
みやこさん

派遣保育士の雇用主は派遣会社

正規保育士やパート保育士は、保育園が雇用します。そのため、給与も保育園(運営法人)が支払います。対して派遣保育士は派遣会社と雇用契約を交わすため、給料は派遣会社が支払います。

また社保や福利厚生も給料の支払い同様、正規保育士やパート保育士は保育園のもの、派遣保育士は派遣会社のものが適用されます。

派遣保育士の雇用期間は最大3年

正規保育士・パート保育士は、雇用期間が決まってないので無期雇用です。対して派遣保育士は労働者派遣法で最大3年と決まっています。派遣期間は本人と保育園の両者の希望で決まります。

現場の指揮命令はどちらも保育園

正規保育士・パート保育士は、保育園の指揮命令で働きます。派遣保育士も同じく保育園の指揮命令で働きます。さすがに仕事内容など現場の指揮系統は保育園に従うことになります。

まーさ
派遣保育士と普通の保育士の違いはなんとなくわかったけど、派遣保育士として働くメリットってなに?派遣じゃないといけないの?

派遣保育士として働くメリット

派遣保育士として働くメリット

派遣保育士として働くメリットは以下のとおりです。
みやこさん
  • 残業は少ない!サービス残業はありえない
  • 時給換算で正規保育士より給料が高い
  • 処遇改善手当もちゃんともらえる
  • クラス担任や関係ない雑用はしなくて良い
  • ある程度希望通りに勤務時間を決められる
  • 有給休暇も規定通りに取ることができる
  • 困ったら派遣会社が交渉してくれる
  • 派遣から正規保育士として雇われやすい
  • 規定を満たせば産休・育休も取れる
  • 契約期間中に妊娠しても後腐れがない

残業は少ない!サービス残業はありえない

派遣保育士は派遣会社が毎日の労働時間を管理するため、派遣保育士が残業をした場合は派遣会社がきっちり保育園に残業代を請求します。

保育園が派遣保育士にサービス残業をさせると契約違反+労基法違反です。最初に話を合わせて「残業なし」の派遣契約を結ぶことも可能です。

時給換算で正規保育士より給料が高い

平均月給26万円(10年勤続でボーナス込み年収÷12か月)の保育士が月21日で1日8時間働くと時給換算で1547円です。ただしサービス残業を2時間と仮定すると、時給は1238円になります。

派遣保育士は冒頭で話したとおり時給1200-1500円前後、経験によって1800円以上の場合もあります。仮に時給1400円だとすると、「1400円×8時間×21日=235200円」です。

  • 正規保育士:月210時間労働で月給26万円
  • 派遣保育士:月168時間労働で月給23.5万円
まーさ
サービス残業が多い保育士だと、派遣保育士で働いた方が時給換算で割がいいってことなのか……。

処遇改善手当もちゃんともらえる

保育士の処遇改善は派遣保育士も対象です。そのため派遣会社から保育園に対して処遇改善手当の確認があります。心配な人は派遣会社に確認してください。処遇改善手当は以下を参考にしてください。

クラス担任や関係ない雑用はしなくて良い

派遣保育士は時間で仕事をするので、基本的には不規則なクラス担任は受け持ちません。もちろん派遣保育士でもクラス担任になることは可能ですが、やらない方が無難だと思います。

また派遣保育士は決められた仕事が中心です。保育をやりたくて派遣保育士になるなら、保育と関係ない雑用をしなくても良いのは大きいですね。

クラス担任をしないこと(すること)も保育以外の雑用をしないことも、派遣前に派遣会社と打ち合わせをして決めておくことが大切です。

ある程度希望通りに勤務時間を決められる

正規保育士はシフトで1日8時間以上働きますが、派遣保育士は保育園と希望を合わせた上である程度は勤務時間を選べます

たとえば子供を朝8時に保育園に送って9時に出勤、夕方16時に仕事を終えて子供を迎えに行くなども派遣保育士なら可能ですね。

有給休暇も規定通りに取ることができる

派遣保育士の有給休暇は派遣会社に対して取得するものです。派遣だからといって有給の日数が変わることはありません。保育士の有給については以下を参考にしてください。

もちろん郷に入っては郷に従えの通り、保育園と同僚保育士を無視して勝手に有給を取る人は嫌われますが、通常の保育士に比べて気を使って有給消化できないということはありません。

困ったことは派遣会社が交渉してくれる

せっかく転職しても、働き始めてから保育園の雰囲気や仕事内容で「思ってたのと違う……。」と気付くことはよくあることですが、なかなか保育園に直接文句は言えませんよね。

派遣保育士が仕事で困ったことがあれば、派遣会社を通じて保育園に交渉してもらえます

派遣から正規保育士として雇われやすい

派遣保育士をお試しと考えている保育園は多いです。そのためあなたが保育士として戦力になると認識してもらえれば、正規保育士の話が出ることもあります。

また初めから雇用契約を結ぶ前提で派遣契約する紹介予定派遣を依頼する保育園もあります。将来的に正規保育士として働きたい人は、紹介予定派遣求人を選べば良いですね。

規定を満たせば産休・育休も取れる

「妊娠すると保育園に申し訳ない。」「年度途中で育休を取りづらい。」という人もいますが、派遣保育士も条件を満たせば産休・育休は取れます。産休・育休の条件は以下を参考にしてください。

契約期間中に妊娠しても後腐れがない

妊娠は計画通りにはできません。そのため妊娠したら保育士を辞めたい人は、「妊娠するまでは派遣保育士の方が後腐れないかな。」という考え方も……まぁアリだと思います。

まーさ
派遣保育士っていいかも!でもデメリットもあるよね?実際どうなのかな?

派遣保育士として働くデメリット

派遣保育士として働くデメリット

派遣保育士として働くデメリットは以下のとおりです。
みやこさん
  • 働けるのは派遣契約期間最大3年間
  • 保育士のキャリアアップが望めない
  • 時給制なのでボーナスはもらえない
  • 家賃補助など保育園の福利厚生は適用されない
  • 保育士のキャリアアップが望めない
  • 20代の保育士に派遣は向いていない
  • 育休を取れる条件が難しいかも
  • 同僚から嫌われる派遣保育士もいる

働けるのは派遣契約期間最大3年間

派遣保育士は派遣会社と雇用契約をし、派遣先と派遣契約を結びます。派遣期間は最大3年で、派遣会社との雇用契約も解消されます。そのため3年以上働きたいなら、保育園との直接雇用契約が必要です

派遣契約の期限がわかっていれば、事前に準備できるはずです。ただ派遣保育士をする人は、そこまで長期で働きたいと考えてない人が多いようですね。

保育士のキャリアアップが望めない

派遣保育士は保育園雇用の職員じゃないため、能力があったとしてもキャリアアップはできません。

時給制なのでボーナスはもらえない

派遣保育士は時間で働いて時給をもらう仕事なので、基本的にボーナスはありません。

家賃補助など保育園の福利厚生は適用されない

保育園が福利厚生を手厚くしても、派遣保育士の所属は派遣会社なので恩恵はありません。今は借り上げ社宅などの家賃補助が手厚いですが、これも受けられません。

ただ派遣会社の福利厚生があれば受けられるので、事前に確認しておくと良いですね。

20代の保育士に派遣は向いていない

派遣保育士は正規保育士に比べると働きやすいかもしれませんが、キャリアアップできないため若い保育士には向いてません。若いうちに経験できることが減ると、将来の選択肢が少なくなります。

もちろん保育士を長く続ける気がない人にとっては、派遣保育士はおすすめの働き方の1つです。

育休を取れる条件が難しいかも

派遣保育士だと育休を取れる条件が難しい場合があります。そのため、出産後に働きたくても辞めざるを得ないかもしれません。

  • 同じ事業主に1年以上雇用され、かつ週3日以上勤務していること
  • 子供が1歳6か月までに労働契約期間の終了が決まっていないこと

同僚から嫌われる派遣保育士もいる

派遣保育士の働き方は派遣会社管理なので、サービス残業や持ち帰り仕事はありません。そのため、サービス残業や持ち帰り仕事が多い正規保育士から嫌われるかもしれません。

わたしは20年の保育士経験の中で多くの派遣保育士と仕事をしましたが、とくに嫌われている人はいませんでした。ただ「Yahoo!知恵袋」には「嫌われてるんですが~」系の悩みもありましたね。

まぁそういう保育園は、派遣関係なく人間関係も仕事環境も悪いんだと思います。保育園の雰囲気や人間関係は、派遣会社を通して事前に徹底的に調べることをおすすめします。

転職・就職前に保育園の人間関係を調べる方法は以下も参考になると思います。

まーさ
わたし的には派遣保育士はメリットの方が大きいかな。派遣保育士になるにはどうすればいいのかな?

派遣保育士として働くには、派遣会社に登録しなければいけません。
みやこさん

超重要!保育士派遣会社の選び方のポイント

保育士派遣会社の選び方のポイント

まーさ
とりあえず、近くの派遣会社に登録すればいいのかな?

派遣会社を適当に選ぶのはNGです。派遣保育士になるためにいくつかポイントを押さえましょう。
みやこさん

派遣会社ならどこでも良いわけではありません。派遣保育士として働きたいなら、派遣会社を選ぶ4つのポイントがいくつかあります。

  • 選び方1.派遣保育士専門の派遣会社を選ぶ
  • 選び方2.紹介実績が多い保育士派遣会社を選ぶ
  • 選び方3.掲載求人数が多い保育士派遣会社を選ぶ
  • 選び方4.求人地域が合う保育士派遣会社を選ぶ

選び方1.派遣保育士専門の派遣会社を選ぶ

派遣会社は全国にありますが、得意な職種が違いますし派遣保育士を扱ってない派遣会社もあります。

大手のテンプスタッフやパソナなども保育士の派遣はありますが、保育士は専門性が高いので保育士専門の派遣会社を選んだ方が保育士特有の悩みを相談できますし、サポートも手厚いです。

保育士専門の派遣会社を選ばないと、サービスやフォローの面で損をしてしまいます。
みやこさん

選び方2.紹介実績が多い保育士派遣会社を選ぶ

派遣保育士の紹介実績が多い派遣会社は、保育園と信頼関係ができていて労働条件の交渉がしやすいです。また良い保育園と悪い保育園も見分けられるので、無駄なトラブルも減ります。

実績があって派遣保育士求人に特化した派遣会社は、ニッソーネット(ほいく畑)、ウィルオブワーク(ほいぷら)、アスカ(保育情報どっとこむ)です。

選び方3.掲載求人数が多い保育士派遣会社を選ぶ

派遣会社を選ぶ要素の1つは、派遣保育士の求人数の多さです。派遣保育士は正規保育士より労働条件を交渉できるため、求人候補は多い方が良いと思います。

先ほどの保育士派遣会社を比較すると、派遣保育士の求人数は以下のとおりです。特に比較する必要はないですね。これだけ求人数があれば十分だと思います(2020年3月時点)。

会社名 転職サイト名 求人地域 派遣・紹介予定派遣
ニッソーネット ほいく畑 関東・関西中心 2725件
ウィルオブワーク ほいぷら 東京、神奈川、埼玉、千葉 2395件
アスカ 保育情報どっとこむ 全国47都道府県 3000件以上

選び方4.求人地域が合う保育士派遣会社を選ぶ

最後に当たり前ですが、自分が転職したい地域でその保育士派遣会社が派遣求人を持ってなければいけません。派遣会社によって得意な地域は分かれています。

以下の保育士派遣会社に登録して、サイト内の検索フォームで求人地域の派遣求人数を調べてみてください。登録をしておけば、担当者からのフォローも受けられますよ。

まーさ
派遣保育士やってみたい!わたしって派遣保育士に向いてるかな?

派遣保育士に向いてる人は?やってみたい場合は?

派遣保育士に向いてる人は?やってみたい場合は?

派遣保育士は働く時間をある程度決められてサービス残業もないため、給料的にも(時給換算で)割が良い働き方ができることが大きなメリットです。

一方、働く期間が最大3年と限定的なこと、キャリアアップできないなどのデメリットがあります。これらを踏まえて派遣保育士に向いている人は以下の通りです。

派遣保育士に向いている人
  1. 育児などで働ける時間が限られてるから、効率良く働きたい人
  2. 期間限定で良いから残業や持ち帰り仕事なしで保育士をしたい人
  3. 妊娠を見据えているため派遣保育士として働きたい人
  4. 他の人は関係なく自分のやりたい仕事だけ淡々とやりたい人
  5. 3か月、半年、1年など決められた短期間だけ保育の仕事をしたい人
ここを押さえましょう

派遣保育士は初心者OK求人が多いので、2-3年経験を積んで正規保育士に転職したい人にもおすすめです。派遣保育士をやってみたい人は、以下の保育士派遣会社(転職サイト)に登録してください。

わたしのおすすめは、ブランク・未経験歓迎の求人が多いほいく畑です。正社員だけじゃなく、パート、派遣、紹介予定派遣にも対応しているので条件に合う求人が必ず見つかりますよ。

地域が合うなら、3つすべて登録して比較しながら使っても良いですね。どちらにしても、保育士派遣会社ならこの3つ以外は候補にする必要もないと思います。

転職サイト・転職エージェントのランキングを知りたい人は「保育士転職サイト比較ランキング」を参考にしてください。
みやこさん

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