保育士の産休と育休で知っておきたいこと

保育士の仕事

保育士の産休・育休はいつから?取れないって本当?条件や手当など

投稿日:2019年11月14日 更新日:

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保育士には、子育てしながら働く人がたくさんいます。つまり、産休や育休を取得する人も多いということです。もしあなたが妊娠・出産後も保育士を続けたいなら、産休と育休についてちゃんと知っておきましょう。

妊娠は突然やってきます。もし妊娠したら、出産前はいつまで働けるのか、育休はいつまでどのように取ることができるのかは、早めに知っておいた方が良いと思います。

というわけで、産休・育休で取得できる休暇日数、産休・育休中にもらえる手当についてお話しますね。

産休、育休とは?休暇の期間はどれくらい?

産休、育休とは?休暇の期間はどれくらい?

まーさ
産休と育休って結局どういう制度なの?

まずは産休と育休の概要から知っておきましょう。

産休(産前産後休業)とは

産休とは、働いている女性が出産の前後で取得できる休暇のことです。正式には、「産前休業」と「産後休業」を合わせて、産前産後休業と言います。

産休で取得できる休暇は、産前休業が出産予定日を含む6週間(42日)産後休業が出産日の翌日から8週間(56日)です。多胎妊娠(双子以上)の産前休業は、14週間(98日間)取得できます。

ちなみに、出産日が出産予定日より遅れた場合は、遅れた日数分産前休業が増えます。一方、出産日が出産予定日より早まった場合は、早まった日数分産前休業が減ります。

育休(育児休業)とは

育休とは、赤ちゃんを育児するために取得できる休暇のことです。正式には、育児休業と言います。

育休で取得できる休暇は、産休終了日の翌日から子供が1歳の誕生日までです。以下の事情がある場合は、子供が1歳から1歳6か月、1歳6か月から2歳まで育休を延長できます。

  • 子供の保育所の入所申込みをしているが入所できない場合
  • 養育者が病気などやむを得ない事情で、養育が困難な場合

同じ保育士でも公立保育園の保育士は地方公務員なので、子供が3歳の誕生日まで育休を取得できます。

また、育休は男性も取得できます。男性が取得できる休暇は、出産予定日の翌日から子供が1歳の誕生日までです。パパママ育休プラスなど変則的な育休のとり方もありますが、ここでは省略します。

産休と育休を取得する条件

産休と育休を取得する条件

まーさ
産休と育休を取るのに何か条件はある?

産休を取得する条件

産休を取得する条件は特にありません。パート、アルバイトなど働き方は関係なく取得できます。

保育士が産休申請をして保育園がそれを断ったり、希望通りの日数を取れなかったり、不利益な扱いを受けた場合は法律違反になります。

保育士に「安易な妊娠をしないように。計画を守らない妊娠には産休を適用しません。」とバカなことを言う保育園もあるようですが……。

【更新あり】女性保育士が保育園から「安易な妊娠をしないように。計画を守らない妊娠には産休を適用しません。」と注意された話 - Togetter

育休を取得する条件

育休を取得する条件は、1年以上同じ保育園に雇用されていることです。雇用形態は関係ありません。ただし契約社員の場合は、育休終了後も雇用の継続が必要です。

産休と育休を取ると支給される手当

産休と育休を取ると支給される手当

まーさ
産休も育休も取りたいけど、休んでるときの生活がちょっと心配。

そんな人は、出産手当金と育児休業給付金のことを知っておきましょう。
みやこさん

産休を取得するとその期間に合わせた「出産手当金」、育休を取得するとその期間に合わせた「育児休業給付金」が支給されます。

  • 産休を取得したときの出産手当金
  • 育休を取得したときの育児休業給付金

産休を取得したときの出産手当金

産休を取得すると、休暇日数とこれまでの給料に応じた「出産手当金」が支給されます。もらえる出産手当金は、以下の式で計算します。

出産手当金=産休日数×標準報酬日額×2/3

詳細は保育園の税理士に聞いてほしいんですが、ざっくりいうと日給の3分の2ほどです。出産手当金の支給条件は以下の通り。

  • 社会保険(健康保険)に加入している人
  • 夫の扶養に入っていない人
  • 産休中に保育園から給与をもらってない人

育休を取得したときの育児休業給付金

育休を取得すると、休暇日数とこれまでの給料に応じた「育児休業給付金」が支給されます。もらえる育児休業給付金は、以下の式で計算します。

育児休業給付金額=(180日までの育休日数×賃金日額の67%)+(181日以降の育休日数×賃金日額の50%)

育児休業給付金はざっくりいうと180日までは日給の67%、181日以降は日給の50%です。育児休業給付金の支給条件は以下の通り。

  • 雇用保険に加入している人
  • 育児前の2年(24か月)の間で、11日以上働いた月が12か月以上ある人
  • 育休期間中に勤務先から給料が支払われる場合、その金額が80%未満である人
  • 育休期間中に勤務する場合、1か月の就業日数が10日以下(80時間以下)である人

下3つがちょっとややこしいですが、簡単に言うと育休前に12か月以上働いていて、1か月あたり10日以上働いていればOKです。

保育士が産休と育休を遠慮すると悪い前例になる

保育士が産休と育休を遠慮すると悪い前例になる

産休と育休の仕組みはわかりましたか。「産休と育休は誰でも取れる」「産休・育休中は手当が支給される」ことを覚えておきましょう。ちなみに、産休・育休期間は、社会保険料を払う必要もありません。

産休と育休は早めに保育園に申請してください。妊娠中期(妊娠5-7か月)には申請すると良いですね。

まーさ
うちの園だと、産休も育休も取りづらい雰囲気があるんだけど。

赤ちゃんのためにも必ず取らないといけませんよ。また、産休・育休を遠慮すると悪い前例になってしまいます。
みやこさん

産休と育休は労働者の権利なので、ブラック保育園でも申請すれば取れます。というか取ってください。赤ちゃんのために必要な休暇です。遠慮すると悪い前例になります。

先ほど触れましたが、「安易な妊娠をしないように。計画を守らない妊娠には産休を適用しません。」なんて言う保育園は、労基署に訴えてしまって良いと思います。

ここでブチッときて勢いで辞めてしまうともったいないので、ちょっとずるいですが「育休後に保育園を退職・転職する」という方法もあります。やるなら、こっそりとどうぞ。

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まーさ

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