潜在保育士が復帰する条件は?復帰しやすい環境は整ってます

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潜在保育士が復帰する条件は?復帰できる環境が整いつつある!

投稿日:2019年12月6日 更新日:

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まーさ

「育児と両立できない」「給料が安い」などが少しずつ改善して、潜在保育士が復帰できる環境が整ってきていることを知ってますか。保育士に復帰しようか迷っている人は必ず読んでください。

潜在保育士とは、保育士資格を持っていて保育士をしていない人のことです。潜在保育士が保育士に復帰しない理由は、「育児と両立できない」「給料が安い」というもの。

もちろん今がベストじゃないですが、この2つの問題が少しずつ解消しています。「もう一度保育士やってみようかな。」と考えてる人のために、どのように環境が変わってきているのかお話します。

潜在保育士が保育士を辞めた理由は

潜在保育士が保育士を辞めた理由は

潜在保育士には、「保育士経験があって辞めた」「資格は持ってるけど保育士経験がない」という2種類の人がいます。

  • 保育士経験があって辞めた
  • 資格は持ってるけど保育士経験がない

保育士として働くには保育士登録が必要ですが、登録者数120万人に対して保育士として働く人は43万人ほどです。そのため、80万人近くは「保育士経験があって辞めた」ということですね。

保育士を辞めた理由

保育士の退職理由に多いものとして以下が挙げられます。これらは、現役の保育士の退職理由、退職を考える理由としても多いものです。

  • 1位|妊娠・出産|25.7%
  • 2位|給料が安い|25.5%
  • 3位|職場の人間関係|20.6%
  • 4位|結婚|20.4%
  • 5位|仕事量が多い|20.3%
  • 6位|労働時間が長い|17.5%
  • 7位|健康上の理由(体力含む)|14.3%
  • 8位|他業種への興味|12.1%
  • 9位|子育て・家事|10.8%
  • 10位|転居|7.6%

潜在保育士が復帰する希望条件は?

潜在保育士が、保育士に復帰するときの希望条件は以下のものです。

順位項目合計正規保育士契約保育士パート保育士
01位勤務日数66.8%66.3%66.1%68.0%
02位通勤時間66.8%67.3%66.6%66.8%
03位勤務時間62.1%62.4%59.1%62.6%
04位パート・契約を望む49.5%45.6%49.7%55.9%
05位給与等38.7%42.5%44.6%30.8%
06位家庭の状況36.9%34.2%38.3%40.9%
07位運営方針32.0%32.5%34.2%30.9%
08位やりがい・キャリアアップ28.0%27.7%31.9%26.7%
09位正規を望む24.5%28.4%30.6%16.5%
10位求人情報による17.2%17.2%20.2%15.7%

東京都保育士実態調査報告書|東京都福祉保健局

潜在保育士の復帰条件は、保育士を辞めた理由と違います。復帰条件は、主に「育児と保育士の両立」「給料」「キャリアアップ」の3つですが、とくに勤務日数、通勤時間、勤務時間など時間関係が潜在保育士復帰の弊害になっています。

育児と保育士が両立できること

東京都保育士実態調査報告書によると、潜在保育士の7割が子育てをしています。子育てママは「世帯収入を増やしたいけど、育児時間も確保したい。」という人が多いです。

そのため復帰条件の「勤務日数」「通勤時間」「勤務時間」「パート・契約を望む」「家庭の状況」は、育児と保育士を両立したい人が多いということです。

給料が高くなること

働くなら給料が高い方が良いですね。ただ、保育士は他の職種よりも年収が低く、昇給率も低いことが問題です。保育園の収入が税金で成り立っている現状は、今後も変わりません。そのため、保育士の給料が劇的に高くなることはないですね。

キャリアアップでやりがいを感じること

これまでの保育園は平均13人の保育士に対して、主任保育士1人、園長1人という体制が一般的でした。主任になれる確率は10%以下です。そのためキャリアアップがなかなかできず、やりがいを感じにくい人も多かったと思います。

どうすれば潜在保育士は復帰できる?

どうすれば潜在保育士は復帰できる?

潜在保育士が復帰するには、いくつかの条件が必要です。もし復帰したいと思っても、条件をクリアしないとなかなか一歩が踏み出せません。そのため、復帰を迷っている潜在保育士は現在の保育業界の情報を集めましょう。

育児と保育士を両立するいくつかの方法

育児と保育士を両立する基本は、育児中の保育士が多い保育園を選ぶことです。子育ての理解を得られやすいですし、何かが起こっても協力してシフト交代できます。

また、比較的時間が自由になるパート保育士や派遣保育士も検討しましょう。正規保育士でも以下の制度があるため、働く時間を抑えることはできます。

時短勤務

たとえば、育児と両立する1つの方法として、1日の勤務を6時間にする「時短勤務」があります。時短勤務の条件は園によって変わりますが、従業員数100人以下の施設は平成24年7月から義務化されました。

所定外労働免除

また、「所定外労働免除」も義務化されています。所定外労働免除とは、3歳未満の子を養育する労働者が請求した場合、事業主は所定労働時間を超えて労働させてはならないというものです。

保育士等の子どもの優先入所等に係る取扱い

保育士自身が待機児童問題で、仕事が続けられなくなったというケースもあります。そこで国は、保育士の子供が待機児童にならないよう、保育士の子供を優先的に保育園に入れられるようにしました。

給料を高くするいくつかの方法

保育士の待遇は、ここ10年ほどでいろいろと変わりました。とくに処遇改善はほぼ毎年行われていて、少しずつ保育士の給料は上がっています。また、キャリアアップ研修制度によって、キャリアアップも目に見えやすくなりました。

キャリアアップ研修制度

キャリアアップ研修とは、副主任保育士、専門リーダー、職務分野別リーダーにキャリアアップするための研修制度のことです。キャリアアップすると、「処遇改善手当」として最大4万円が毎月もらえます。

給料を高くして、やりがい部分もカバーできる制度です。詳しくは以下を参考にしてください。

各種処遇改善など

キャリアアップ研修の他にも、借り上げ社宅制度、東京都の保育士等キャリアアップ補助金など、自治体主導の待遇改善があります。

また、潜在保育士のための就職準備金貸付、未就学児の保育料貸付があり、どちらも保育園に2年以上勤めるなどの条件で返済が免除されます。

転職サイトの活用

保育士の有効求人倍率は全国平均で3.2倍、東京都で6倍を超えています。それだけ保育士が足りず、保育士の奪い合いが起きているため、以前より給料などの待遇が良い求人は増えています。

そして保育士の求人が増えたことで、保育士転職サイトに良い求人が集まっている状態です。そのため、転職サイトの賢い使い方を覚えるだけで、以前よりも給料を上げることは簡単になりました。

保育業界は潜在保育士を求めている!

保育業界は潜在保育士を求めている

国は待機児童問題を解決するために、保育施設を増やしてますが保育士が足りません。保育士は7万人足りないと言われてますが、増えた施設数や有効求人倍率を考えると本当は14万人必要なんです。

潜在保育士の多くは、仕方ない事情で辞めていると思います。そんな人は、保育士として復帰できる環境が整ってきていることを知って、もう一度復帰を検討してください。

保育士に復帰したい人は、まず転職サイトに登録して今の保育業界の求人環境を知りましょう。環境が良くなってると感じたら、ぜひ保育士に復帰してください!

転職サイトの選び方は簡単。良さそうものを全部使ってみて、必要ないものは退会すればいいだけ。ただ転職サイトは多すぎるので、おすすめの4つに絞って以下で詳しく説明しています。

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