保育士のお悩み

現役保育士はこれに不満!保育園に改善して欲しいことランキング

投稿日:2019年1月16日 更新日:

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まーさ
こんにちは!保育歴20年の保育士まーさ(@mama_ism)です。
「あー、保育士ってたのしぃー!子供たちもかわいいし、働く環境も待遇も最高すぎる!」自分の心に嘘をつかずに、この意見に100%同意できる保育士はどれくらいいるでしょう……。仕事に不満がない人はいません。もちろん、現役保育士も保育園に改善して欲しいことがたくさんあります。

どんな仕事でもストレスは溜まります。不平不満がない職場なんてありません。それでも保育士は、他の仕事に比べて我慢が必要な仕事だと言われます。

では、現役の保育士は、保育園の何に不満を感じて、何を改善してほしいと考えてるんでしょう。保育士が保育園に改善して欲しいことをランキング形式でお話します。

保育士が保育園に改善して欲しい不満とは

以下は、東京都福祉保健局が平成20-25年にかけて行った「東京都保育士実態調査」という調査です。

運営主体別の職場への改善希望点

東京都保育士実態調査報告書|東京都福祉保健局:http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2014/04/DATA/60o4s201.pdf

現役保育士が、保育現場にどんな改善希望を持っているのか、10位までをランキングにするとこのようになります。

現役保育士が保育園に改善して欲しいこと

01位|給与・賞与等の改善|59.0%
02位|職員数の増員|40.4%
03位|事務・雑務の軽減|34.9%
04位|未消化(有給等)休暇の改善|31.5%
05位|勤務シフトの改善|27.4%
06位|職員間のコミュニケーション|20.3%
07位|研修機会の充実|13.7%
08位|相談体制の充実|13.5%
09位|園(など)の理念や運営方針|12.7%
10位|雇用の安定化(正規職員登用)|12.6%

保育士が保育園に抱える不満の詳細

まーさ
じゃあ、保育士が保育園や保育士の仕事に抱えてる不満を深掘りしてみます!

1位|給与・賞与等の改善|59.0%

厚生労働省が行った平成28年度の「賃金構造基本統計調査」によると、20代の保育士の平均年収はおよそ270万円、40代の保育士でも330万円ほどです。

女性保育士の平均年収は、全職種の女性の平均年収と比べて50万円ほどの開きがあります。

男女計
年収換算 月収換算 年収換算 月収換算 年収換算 月収換算
全職種 489.9万円 40.8万円 549.4万円 45.8万円 376.2万円 31.4万円
保育士 326.8万円 27.2万円 363.7万円 30.3万円 324.7万円 27.1万円

保育士の給料は、国の補助金で成り立っています。今後、保育無償化が拡大すると、保育に対する国の補助金は多くなります。ただし、これは保育士の給料が上がるということじゃありません。

補助金が多くなるほど保育士の仕事は公共事業の様になり、給料は固定化する可能性が高くなります。

2位|職員数の増員|40.4%

待機児童が社会問題化しているので、保育園に保育士や職員の数が足りないことは誰でも知ってますね。平成29年度の保育士の有効求人倍率は2.76倍で、全職種平均の1.58倍と比べてもかなり高い割合です。

保育士の有効求人倍率の推移(全国) - 厚生労働省

残念ながら、この状態で「保育士や職員の数を増やして欲しい!」と保育園に訴えても、求人で来てくれる人がいないんです。そのため、保育士不足の状況はなかなか改善しません。

3位|事務・雑務の軽減|34.9%

保育士の仕事は、子供の保育だけじゃありません。日案・週案などの保育指導方針、日誌や園児ごとの連絡帳、壁面(最近は減ってます)、行事の準備、保護者からの相談など挙げるとキリがありません。

また、保育ニーズの多様化(アレルギーや障害児対応の増加、虐待や貧困の増加など)のため、保育自体の負担も増えています。

さらに接客や発注などの事務作業、行事の企画や準備、保育園内の掃除も保育士の仕事だったりします。小学校の先生も同じことが言えますが、教育・保育とは違う仕事が多いことは問題ですよね。

4位|未消化(有給等)休暇の改善|31.5%

有給が消化できないことも問題です。保育士は20-40代の女性が多いので、育児と両立している保育士も多いですね。子供がいると、発熱で年に何度か保育園を休むことがあります。

そこで優先的に有給が消化されますが、抜けた穴は別の保育士が埋めなければいけません。そのため、保育園で働くと、未婚の保育士やベテラン保育士ほど有給が取りづらくなります。

まーさ
有給休暇を使うと悪いから、無給の看護休暇にするっていう保育士も多いかな……。でも、看護休暇が取りづらい保育士もいるみたいだし……。

5位|勤務シフトの改善|27.4%

保育士の勤務時間は保育園によって違いますが、仕事をするママに代わって子供を預かるため、開園時間は長くなり、複数シフトの時差出勤制(時差勤務制)になることが多いですね。

また、早朝保育、延長保育、夜間保育などがある保育園は、昼間とは別の保育士が担当する場合が多いですが、どうしてもヘルプが必要で駆り出されることもあります。

そのため、責任感が強い保育士ほど、シフトの波が大きくなって疲れやストレスが溜まります。

6位|職員間のコミュニケーション|20.3%

「職員間のコミュニケーションくらい、普通に取れるでしょ!」と思うかもしれませんが、女性だけの職場で勤務時間がバラバラ、昼間は保育ばかりだとコミュニケーションがとれないこともあります。

保育園によっては、保育士の年齢もバラバラで、新卒で入ったら他の保育士は全員30代以上という環境も珍しくないです。スムーズな保育のためにも、保育士の人間関係はとっても大切だと思います。

7位|研修機会の充実|13.7%

保育士は子供の保育や保護者の悩み相談に対応するために、学ぶことがいっぱいあります。たとえば、発達心理学、栄養学、衛生管理学などの研修があれば、積極的に参加させる保育園も多いですね。

個人的には遠くまで行って1日座りっぱなしは辛いので、「そんなに頻繁には無くていいかなぁ……(^_^;)」と思うこともありますが、学ぶ機会がまったくないとモチベーション維持が難しくなります。

8位|相談体制の充実|13.5%

これは職員間のコミュニケーションと似てますね。保育士は、新卒からクラス担任を持つことも多く、経験しながら手探りで仕事を覚えていきます。

ベテランのパート保育士が補助をしたり、複数担任の乳児クラスなら相談できますが、「後輩は叱って育てる」「背中を見て学べ」という厄介な先輩もいるため、相談体制は整えて欲しいなぁと思います。

9位|園(など)の理念や運営方針|12.7%

保育園の理念や運営方針は、園長の一存で決まります。当たり障りのない内容(と言うと失礼かな)が多いですが、特徴を出そうとしてるのかたまに変わった理念・運営方針の認可外保育園も見かけます。

運動に力を入れていたり、食育に力を入れていたり、音楽に力を入れていたりなどは良いんですが、宗教観や思想信条全開の理念・運営方針だと抵抗がある保育士もいるでしょう。

10位|雇用の安定化(正規職員登用)|12.6%

現在働いている保育士の雇用形態は6割弱が正規保育士で、それ以外は契約やパートです。特徴は20代の正規保育士がもっとも多く、30代、40代、50代と非正規保育士の割合が増えてくことです。

東京都保育士実態調査報告書|東京都福祉保健局:http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2014/04/DATA/60o4s201.pdf

これは結婚、妊娠、出産などで退職した後に復職する保育士が多いからですが、中にはパートで復職すると正規保育士になりたくてもなかなかなれないこともあります。

保育士の働く環境はこれから良くなる…はず

現役の保育士が保育園に改善して欲しいことは、どれも普段から抱えている不満ばかりです。そのため、

まーさ
どうせ保育園に何言っても変わらないんでしょ!

と思っている人も多いと思います。ただ、保育士の待遇や働く環境は良くなってくはずです。たとえば、国の処遇改善作で、保育士の給料は少しずつ増えています。

保育士等の処遇改善の推移

保育士等の処遇改善の推移(平成24年度との比較)https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000146788.pdf

また、前より保育士の有効求人倍率が上がっていることで年間休日は増えてますし、有給や産休・育休は取りやすくなっています。新しい法定外休暇を設ける保育園もあります。

今の保育園に不満があるなら、より働きやすい環境や待遇を求めてください。わたしたち保育士が現場で声をあれば変わるんです。ただし、声をあげても保育園が変わらなければ、転職も考えてください。

転職をして保育業界の流動性を高めよう!

まーさ
転職っておおげさじゃない……?今の保育園辞めても次が見つかるかわかんないし……。

いいえ、保育士転職サイトには万単位の求人が掲載されいて、あなたが思ってるより働きやすい保育園、不満が解消できる保育園がたくさんあります。

保育業界の現状をわかってない園長や経営層は、今働いている保育士の待遇を変えたくないでしょう。ただ、そんな保育園は今後生き残っていくことが難しくなります。

保育業界を変えるには保育士が転職をして、保育業界の流動性を高めるしかないんです。

もしあなたが今の保育園の働き方に満足していなければ、有効求人倍率が高い今のうちに他の待遇が良い保育園、働きやすい保育園に転職することをおすすめします。

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