離職率が高い保育園、低い保育園の特徴

保育士の転職

離職率が低い保育園で快適に働こう!保育士が定着しない求人の見分け方

投稿日:2019年10月27日 更新日:

この記事は約 9 分で読めます

まーさ
転職するなら離職率が低い保育園で働きたいなぁ。離職率が低い保育園って見分けられるかな?

離職率が高い保育園・低い保育園にはいくつか特徴があるので、詳しく説明しますね。
みやこさん

保育士は離職率が高いと思っている人は多いと思います。ただ労働者全体の離職率が15%に対して、保育士の離職率は10.3%、つまり保育士の離職率は平均以下です(厚生労働省)。

そんな状況で離職率が高い保育園には、保育士が定着しない明確な理由があります。

  • 離職率が高い保育園と低い保育園の特徴を教えて。
  • 離職率が低い保育園を探すにはどうすればいいの?
これを教えて!

今後あなたが幸せに働くため、後悔がない転職をするために、離職率が高い保育園の特徴と離職率が低い保育園求人の探し方をわかりやすく解説します。

なお保育士の離職率が低いことは以下で解説しています。詳しく知りたい人は参考にしてください。

保育士の離職率が高い保育園の特徴

保育士の離職率が高い保育園の特徴

まーさ
保育士の離職率が高い保育園ってどんな特徴があるの?

保育士の離職率が高い保育園、保育士が定着しない保育園には次の特徴があります。

  • 残業や持ち帰り仕事が多い
  • 給料が平均よりかなり低い
  • 産休・有給など休みが取りづらい
  • 保育士などの人間関係が悪い

残業や持ち帰り仕事が多い

2017年の厚生労働省の調査によると、保育士の平均残業時間は月4時間です。ただその時間は残業代が支払われた時間をカウントしただけです。

保育士の実態残業時間は持ち帰り含めて月20-30時間と言われている(もっと多い?)ので、多くの保育園で1日平均1.5時間のサービス残業があるということ。これでは保育士は定着しません。

1日1.5時間だと、時給1000円のアルバイトをすれば「1000円×1.5時間×240日=36万円」も年間収入を増やせます。保育士のサービス残業が多い理由は以下で解説しています。

給料が平均よりかなり低い

給料が平均より大きく下回っている保育園は、離職率が高いです。保育士の平均年収は326.8万円ですが、これは全体なので地域格差、年齢格差、施設形態などいろんな角度で比較してください。

男女計
年収換算 月収換算 年収換算 月収換算 年収換算 月収換算
全職種 489.9万円 40.8万円 549.4万円 45.8万円 376.2万円 31.4万円
保育士 326.8万円 27.2万円 363.7万円 30.3万円 324.7万円 27.1万円

平成28年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

※上記は少し古い情報で、2019年度の賃金構造基本統計調査によると保育士の平均月給は24万円、ボーナスを含んだ平均年収は369万5200円となっています。

年齢 勤続年数 実労働 超過実労働 月次給与額 年間賞与等
37.5歳 8.9年 164時間 4時間 24万4100円 76万6000円

平成30年度の都道府県別平均年収を見ると年収が高いのは東京都434万円、京都府409万円、千葉県397万円です。一方、年収が低いのは山形県312万円、宮城県315万円、茨城県315万円です。

都道府県別の保育士の平均年収は、こちらで一覧表にまとめてあります。

また保育士の年齢別の平均年収を見ると、年齢が上がるほど平均年収が高くなる一方、年収の上昇率は若い保育士の方が高くなっていますね。

年齢 平成30年 平成26年 上昇率
20-24歳 291.1万円 257.3万円 113.14%
25-29歳 334.5万円 293.9万円 113.81%
30-34歳 348.3万円 306.2万円 113.75%
35-39歳 360.7万円 326.9万円 110.34%
40-44歳 377.8万円 351.8万円 107.39%
45-49歳 381.8万円 347.5万円 109.87%
50-54歳 394.6万円 365.3万円 108.02%
55-59歳 395.7万円 409.8万円 96.56%
60-64歳 356.5万円 420.5万円 84.78%
65-69歳 365.0万円 434.2万円 84.06%
70歳- 502.8万円 635.1万円 79.17%

保育士の年齢別の平均年収は、こちらで一覧にまとめてあります。

産休・有給など休みが取りづらい

女性の職場には、産休・育休、有給など休みの取り方で相手を気遣う暗黙のルールがあます。忙しい時期は助け合いが必要ですが、常に休みが取りづらい保育園だと心も体もつらくなります。

忙しさ関係なく産休・育休を取りづらい保育園は働く価値がありません。そんな保育園の離職率が高いのは当たり前です。産休・育休が取れない保育園は以下を参考にしてうまく辞めてください。

保育士などの人間関係が悪い

保育園内で人間関係が悪いパターンはいくつかあります。どれもつらいですが、自分が標的にされて先輩や園長からパワハラを受けたり、同僚からいじめの対象になるときついですよね。

本当は続けたいのに保育園を辞めてしまう、離職してしまうのは、このケースが一番多いと思います。

  • 保育士同士の人間関係が悪い
  • 先輩保育士との人間関係が悪い
  • 園長と保育士の人間関係が悪い
  • 保護者と保育士の人間関係が悪い
  • 保護者同士の人間関係が悪い

人間関係にはこれといった解決方法がなく、対応するだけ時間の無駄です。自分がいじめやパワハラの標的になった場合は、今の働く環境を変えるしかないと思います。

今の保育園の人間関係に悩んでいる人、転職先の人間関係が不安な人は以下も参考にしてください。

まーさ
たしかに、どれも保育士の離職率が上がりそうな問題ばかりだね。

保育士の離職率が低い保育園の特徴

保育士の離職率が低い保育園の特徴

まーさ
離職率が低い保育園で安定して働きたいなぁ。どんな特徴を見ればいいのかな。

保育士の離職率が低い保育園には、保育士が働き続けることができる良い特徴があります。

  • 配置基準以上に保育士が配置されている
  • 園長が保育士の話をよく聞いてくれる
  • 子育てをしている保育士が多い
  • 20代前半(1年目-4年目)の保育士が多い
  • 人間関係が良く保育士の助け合いが多い

配置基準以上に保育士が配置されている

保育士の配置基準は、保育園が守る最低限の保育士の数です。そのため配置基準がゆるい認可外保育園でも、認可保育園が守る配置基準以上に保育士を配置すれば働きやすくなります。

大切なことは単純に配置基準を守ることじゃなく、必要な保育士を適切に配置して保育しやすい環境を作ることです。

保育園に所属する保育士の数は、個人的には配置基準の1.5-2倍だと余裕を持った保育ができるかなと思います。また、フリー保育士の人数が充実していることも大切ですね。

園長が保育士の話をよく聞いてくれる

認可保育園の中でも、運営がギリギリの保育園はたくさんあります。園長や施設長は保育園を守る立場なので、ときには保育士に無理を言うこともあるかもしれません。

ただ保育士の意見を聞く園長と、そうじゃない園長は天地の差です。とくに新人保育士は園長と面と向かって話す機会が少ないので、働き方や仕事の印象など聞くきっかけがあるとありがたいですね。

子育てをしている保育士が多い

未婚の20-30代保育士は、自分が働き続けた先がどうなるか見えません。将来が見えないと保育園を辞めるきっかけになりますが、子育てしながら働く保育士が多いと指針になります。

出産後も保育士として働いたり、子供の発熱でシフトを代わって助け合う姿を見ると自分も安心して働ける将来を想像できます。そのような保育園では、辞めた保育士が戻ってくることも多いですね。

保育士は育児と両立しやすい職業です。育児との両立で悩んでいる人は以下を参考にしてください。

20代前半(1年目-4年目)の保育士が多い

20代前半の保育士は家族やしがらみがない人が多いので、辞めたいと思ったときに辞めやすいです。以下の通り保育士1年目の離職率は15.4%、2年目11.1%、3年目9.2%、4年目8.3%というデータもあります。

そのため20代前半の若い保育士が多い保育園は、相対的に働く価値があることが考えられます。

人間関係が良く保育士の助け合いが多い

保育園の人間関係の良さは保育士一人ひとりにかかっています。嫌味や愚痴を言わない先輩保育士、テキパキと仕事をする素直な若手保育士がある程度いないと助け合いの姿勢が生まれません。

保育士同士の助け合いがないと非効率的な仕事になり、残業や持ち帰り仕事が増えてしまいます

離職率が低い保育園が快適に働ける理由

離職率が低い保育園が快適に働ける理由

まーさ
なんとなくはわかったんだけど、なんで離職率が低い保育園の方が快適に働けるのかなぁ。

離職率が低い保育園はどこが良い?

離職率が低い保育園の方が快適に働くことができる一番の理由は、「保育士が満足して働いている」ことが予想できるからです。保育士が満足して働ける保育園なので、以下の環境だと言えます。

  • 保育士の数が足りているため仕事が忙しくない
  • 保育士で手分けして仕事ができるので残業が少ない
  • 待遇に満足しているため辞める理由がない

一方、離職率が高い保育園は慢性的な保育士不足の状態です。

慢性的な保育士不足が続くと、ブラック保育園になる可能性が高くなります。保育士不足の保育園がブラック保育園になる理由は以下を参考にしてください。

離職率が低い保育園の注意点は?

ただし、離職率が低い保育園でも注意点があります。それは離職率が低い理由が「保育士が辞めづらい環境だから」という場合です。

保育士が辞めづらい環境とは、辞めたくても園長が辞めさせてくれない、自分が辞めると保育崩壊が起こってしまうなどですね。

そのためあなたが働く保育園を決める場合は、単純に離職率が低い保育園というだけではなく、離職率が低くて快適に働ける保育園でなければいけないということです。

まーさ
なるほど。保育園は離職率だけじゃなくて、総合的に見ないといけないんだね。

そうですね。ただ、表面的な情報だけで良い保育園かどうかを判断することは難しいですよね。
みやこさん

離職率が低くて快適に働ける保育園求人の探し方

離職率が低くて快適に働ける保育園求人の探し方

まーさ
どうすれば離職率が低くて快適に働ける保育園を見分けられるの?

転職サイト・転職エージェントに保育園の情報を集めてもらえば、離職率が低くて快適に働ける保育園を見つけられますよ。
みやこさん

保育園の離職率は求人を追えばわかります。ただ求人を見続けるのは面倒ですし、一時期の離職率だけ見ても判断は難しいです。そこで転職サイトに離職率が低くて快適に働ける保育園を探してもらいましょう。

転職サイトは求人がある保育園に出入りするので雰囲気がわかりますし、園長からヒアリングもしています。もちろん、保育園の求人が一時的か慢性的かもわかります。

まーさ
選び方がわからない人は、わたしが使っていた転職サイト・転職エージェントを試してください。

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それぞれの特徴は以下でまとめたので、転職を視野に入れている人、保育園に不満がある人は早めに読んで参考にしてください。

保育士が定着しない保育園には必ず理由があります。将来を考えてそんな保育園にいることはリスクです。せっかく保育士の売り手市場なので、どう動けば幸せになれるか考えてみてください。

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みやこさん

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