離職率が高い保育園、低い保育園の特徴

保育士の転職

保育士の離職率が高い保育園、低い保育園の特徴と見分け方

投稿日:2019年10月27日 更新日:

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まーさ
こんにちは!保育歴20年の保育士まーさ(@mama_ism)です。
あなたが働いている保育園は、離職率が高いですか?低いですか?もちろん働くなら、離職率が低い保育園で働きたいですよね。今後あなたが幸せに働くためにも、離職率が高い保育園と離職率が低い保育園の特徴について知っておきましょう。

保育士の離職率はどれくらい?

保育士の離職率はどれくらい?

まず、保育士の離職率の説明から。

厚生労働省の資料によると、平成27年度に保育士として働いている人は43万人ほど。その年の保育士の採用者数は4.8万人で、退職者数が3.2万人です。ということは、保育士は増えている!←ここ大事です。

また、平成28年度の日本の労働者の離職率15%に対して、保育士の離職率は10.3%です。ということは、保育士の離職率は平均以下!←ここも大事です。

全国の保育士が少しずつ増えてるということは、保育士になりたい人が少しずつ増えているということ。一方、離職率が高い保育園には、保育士が辞めてしまう理由があるということです。

離職率の高い保育園の特徴

離職率の高い保育園の特徴

離職率が高い保育園には、次の特徴があります。

  • 残業や持ち帰り仕事が多い
  • 給料が平均よりかなり低い
  • 産休・有給など休みが取りづらい
  • 保育士同士や園長との人間関係が悪い

残業や持ち帰り仕事が多い

2017年の厚生労働省の調査によると、保育士の平均残業時間は、月たった4時間しかありません。その理由は、残業代が支払われた分しか残業時間にカウントされないからです。

つまり、多くの保育園でサービス残業が行われていたり、持ち帰り仕事で残業代が出ないということです。もちろん良いことじゃないんですが、保育業界はその傾向がとても強いです。

一説には、本当の平均残業時間は持ち帰り含めて月20-30時間ほどと言われてます。つまり1日1-1.5時間ですね。持ち帰り含めて、これを上回る残業時間はさすがに長いと思います。

たとえば、1日2時間保育園でサービス残業するくらいなら、時給1000円のアルバイトを続ければ「1000円×2時間×240日=48万円」も年間収入を増やせます(手取りじゃない)。

給料が平均よりかなり低い

給料が平均よりも大きく下回っている保育園は、離職率が高くなります。

保育士の平均給与は324.7万円ですが、これをベースに考えるんじゃなく地域格差、年齢格差、保育園の規模など含めて、比較してください。

男女計
年収換算 月収換算 年収換算 月収換算 年収換算 月収換算
全職種 489.9万円 40.8万円 549.4万円 45.8万円 376.2万円 31.4万円
保育士 326.8万円 27.2万円 363.7万円 30.3万円 324.7万円 27.1万円

平成28年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

平成30年度の都道府県別平均年収を見ると、保育士の年収が一番高いのは東京都434万円、京都府409万円、千葉県397万円です。一方、年収が低いのは山形県312万円、続いて宮城県315万円、茨城県315万円です。

また、年齢別で平均年収を見ると、経験豊富なベテラン保育士ほど年収が高くなります。一般保育士の能力評価は難しいので、経験=価値という考え方なんでしょうね。

20-24歳|257万円
25-29歳|293万円
30-34歳|306万円
35-39歳|326万円
40-44歳|351万円
45-49歳|347万円
50-54歳|365万円
55-59歳|409万円
60-64歳|420万円
65-69歳|434万円

第3回 参考資料1 保育士等に関する関係資料

産休・有給など休みが取りづらい

女性の職場には相手を気遣う暗黙のルールがあり、産休・育休、有給など休みの取りやすさが変わることがあります。忙しい時期は仕方ないですが、休みが取りづらい環境だと心身がリフレッシュできません。

とくに、女性が産休・育休を取りづらい職場はクズだと思います(すいません、それくらい怒りがわきます)。そんな保育園の離職率が高いのは当たり前です。

保育士同士や園長との人間関係が悪い

人間関係が悪い保育園には2つのパターンがあります。1つは、保育士同士が派閥を作っていて人間関係が悪いパターン。もう1つは、保育士と園長などの経営層が対立しているパターンです。

保育士同士が派閥を作って人間関係が悪い

保育士の離職率がもっとも高いのは、保育士同士が派閥を作っていて雰囲気が悪い保育園だと思います。

普段の保育や行事、保護者対応など協力すべき保育士同士がギスギスすると、入ったばかりの保育士は居場所がありません。

また、保育士同士の協力がないと、ただでさえ多い保育士の仕事が非効率的になって、余計な残業や持ち帰り仕事が増えてしまいます。

保育士と経営層が対立して人間関係が悪い

一方、保育士と園長が対立をしている保育園は、ある意味保育士同士の連携は取れてるかもしれません。

ただし、あまりに保育園の運営が悪いと浜松のメロディー保育園のように、保育士が一斉退職する可能性もあります。今全国的に増えてますよね。

保育園の方針を作っているのは園長なので、対立があると保育士の働く環境はなかなか改善されされません。一斉退職がないとしても、保育士が居づらい環境には違いないですね。

離職率の低い保育園の特徴

離職率の低い保育園の特徴

離職率が低い保育園には、保育士が働き続けることができる良い特徴があります。

  • 配置基準から働き方が考慮された保育園
  • 園長が保育士の話をよく聞いてくれる
  • 子育てをしている保育士が多い

配置基準から働き方が考慮された保育園

認可保育園が保育士の配置基準を守るのは当然ですが、配置基準はあくまでも最低限の保育士の数です。

そのため、配置基準がゆるい認可外保育園でも、認可保育園が守る配置基準以上に保育士(+保育士でない保育業務経験者)を配置すれば、保育士も働きやすくなりますね。

シフトの関係で配置基準ギリギリでも、働き方が考慮されてれば良いんです。たとえば、0歳児3人を保育士1人で見るのはリスキーですが、0歳児9人を保育士3人で見るのは可能です(ギリギリはリスキー)。

大切なことは、単純に配置基準を守ることだけじゃなく、配置基準を守ったうえで保育しやすい環境を作ることです。

園長が保育士の話をよく聞いてくれる

保育園の環境を良くしたい、保育の質を上げたい、保育士の待遇を改善したいと考えている保育士はたくさんいます。

ただ、認可保育園の中でも、運営がギリギリの保育園はたくさんあります。園長や施設長は保育園を守る立場なので、ときには保育士に無理を言うこともあるかもしれません。

ただ、保育士の意見を聞く園長と、そうじゃない園長は天地の差です。とくに新人保育士は園長と面と向かって話す機会がないので、働き方や仕事の印象など聞くきっかけがあるとありがたいですね。

子育てをしている保育士が多い

まだ未婚の20代、30代保育士は、自分がこのまま働き続けたときの先がどうなるか見えません。将来が見えなくなると、保育園を辞めるきっかけになります。

そんな中、子育てしながら働く保育士が多いと指針になります。出産しても保育士として働ける姿、子供の発熱でシフトを代わって助け合う姿を見ると、自分も安定して働ける将来を想像できます。

もちろん、産休や育休がしっかり取得できることも、女性にとっては大切ですよね。

保育士は給料・仕事・人間関係のバランスが大切

保育士は給料・仕事・人間関係のバランスが大切

ちなみに、給料が保育士の離職の直接の原因になることは、それほど多くないと思います(生活環境が変わった、子供ができたなどでお金が必要になることはあります)。

なぜなら、保育士の給料が安いのは、現役保育士だけじゃなく保育士を目指す人も知ってるからです。

ただし、給料・仕事・人間関係のバランスが大切です。給料が安くても、保育士が多く働きやすい環境で、人間関係が良ければ続けられますが、給料が安くて働く環境が悪いと続けられません。

一時的なら良いですが、給料・仕事・人間関係のバランスが悪い保育園は、そのうちブラック保育園になる可能性もあります。ブラック保育園の特徴は以下を参考に。

やりがいをもって保育士を続けたいなら、その保育園の給料・仕事・人間関係のバランスを見極めましょう。バランスが悪い保育園なら、満足して働ける保育園に転職することをおすすめします。

離職率が低い保育園を探す方法

離職率が低い保育園を探す方法

離職率が低い保育園は、外からじゃわかりません。もし転職候補の保育園で離職率を見極めたいと思ったら、園見学でブラックな要素がないか見極めてください。

  • 保育中に孤立してる子供が何人かいる
  • 保育園の雰囲気が暗い・嫌な感じがする
  • トイレが汚れている・備品が補充されていない
  • おもちゃ・絵本の数が足りない
  • おもちゃや備品が放置されている
  • 保育時間が終わると毎日会議が始まる
  • 20代の保育士が1人もいない
  • 園長派・副園長派・主任派などの派閥がある
  • 園長の極端な縁故採用がある
  • 園長が現場にノータッチ
  • 園長がずっと現場に出ている
  • 園長の見た目がやたらバブリー

そのうえで、転職サイトに登録して、保育園の内部事情に詳しいアドバイザーに離職状況などを詳しく聞くと良いですね。

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