保育士が転職前に知っておくべきメリット・デメリット

保育士の転職

保育士が転職するメリットとデメリットは?悩んだときの考え方

投稿日:2020年1月19日 更新日:

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まーさ
こんにちは!保育歴20年の保育士まーさ(@mama_ism)です。
転職したいなら、転職のメリットとデメリットを押さえましょう。転職は必ず得るものと失うものがあります。今転職を迷っている保育士は転職活動前にメリットとデメリットを押さえて、後悔しない人生を選択してください。

「保育士辛い……他の仕事したい……。」「今の保育園辞めて、他の保育園行きたい……。」保育士を辞める、他の保育施設へ転職をする、保育業界以外に転職する、自分で決めることなのはわかってます。

毎日堂々巡りで週末……そして週明けに憂鬱になる……これを何度か繰り返すと追い込まれていきます。わたしは逃げるように転職しましたが、本来はメリットとデメリットを比較して選択しないといけません。

仕事は人生の幸せと直結しています。人生の20-30%の時間は仕事に使うため、将来の自分をイメージして身の振り方を考えましょう。勢いで転職しても良い転職はできませんよ。

保育士が転職をするメリット

保育士が転職をするメリット

保育士は転職をすることで以下のメリットがあります。

  • 給料や勤務時間などの労働環境が改善しやすい
  • キャリアアップしやすい職場を探すことができる
  • 新しい職場で新しい人間関係を作ることができる
  • 自分の人生と仕事感を見つめ直すきっかけになる
  • 転職によって新しい価値観を知ることができる

給料や勤務時間などの労働環境が改善しやすい

保育士は給料が安く、勤務時間が長い(持ち帰りが多い)仕事です。そのため、転職で給料が上がったり、持ち帰りなどサービス残業が減ったり、休みが取りやすくなるなど労働環境が改善しやすいメリットがあります。

関東を中心にここ5年で保育士の待遇が改善しています。そのため、待遇改善を望むなら積極的に転職を検討してください。もちろん全国的にも給料は上がっています。

キャリアアップしやすい職場を探すことができる

キャリアアップのしやすさは業種・職種によって変わりますが、保育業界から違う業界に転職する場合は以下の未経験者歓迎の求人が多い職種を選んだ方が良いと思います。

1位|美容・ブライダル・ホテル・交通|94.7%
2位|販売・フード・アミューズメント|93.6%
3位|技能工・設備・配送・農林水産 他|90.3%
4位|保育・教育・通訳|90.1%
5位|医療・福祉|84.9%
6位|管理・事務 83.3%
7位|公共サービス|83.1%
8位|企画・経営|81.4%
9位|医薬・食品・化学・素材|80.1%
10位|コンサルタント・金融・不動産専門職|79.8%

未経験から転職しやすい職種・業種は? 企業は未経験者に何を期待してるん?|求人ライターTの「どないやねんブログ」
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/donai/03

保育業界ではキャリアアップ研修が開始され、主任保育士の前に「職務分野別リーダー」「専門リーダー」「副主任保育士」という役職が作られたことで、キャリアアップがしやすくなりました。

それぞれ最短3-4年の現場経験を積めばキャリアアップできますが、キャリアアップに積極的な保育園とそうじゃない保育園があるので、キャリアアップしやすい保育園で働くことが大切です。

新しい職場で新しい人間関係を作ることができる

保育業界は女性の職場なので、同僚保育士・先輩保育士との人間関係が大切です。人間関係が良ければ協力体制が作れて、連帯感がある楽しい職場になりますが、そうじゃなければ働くのが嫌になります。

保育園の人間関係が悪い場合は、いちばんの解決方法は転職をすることです。保育業界でもそれ以外の業界でも、転職によって新しい人との良い出会いがあれば、確実に仕事のモチベーションは上がります。

自分の人生観と仕事観を見つめ直すきっかけになる

転職をするのは、今の職場対して不満や問題点があるためです。ただ、自分が思う理想通りの職場に転職できるわけではないため、妥協したり、捨てるものも考えなければいけません。

転職条件を考えることは、自分の人生観や仕事観を見つめ直すきっかけになります。普段の仕事に追われて何も考えずに人生を過ごすより、転職で人生の方向性を考えることは良いことだと思います。

転職によって新しい価値観を知ることができる

転職で仕事の内容や職場の雰囲気、人間関係が変わると、それまでの価値観が変わります。価値観が変わって刺激を受けることで、これまでよりも視野が広がります。

もちろん保育業界内の転職でも保育園の雰囲気は変わりますし、仕事のルールや人間関係が変わるので視野は広がります。

保育士が転職をするデメリット

保育士が転職をするデメリット

一方、転職をすることで以下のデメリットも考えられます。

  • 今よりも収入が低くなる可能性がある
  • 今よりも待遇が悪くなる可能性がある
  • 転職活動をするにはある程度のお金が必要
  • 新しい人間関係の悩みができる可能性がある
  • 住宅や車のローン・クレカ審査が不利になる
  • 転職後一定期間経過しないと使えない制度がある

今よりも収入が低くなる可能性がある

転職条件の優先順位によって、今よりも収入が低くなる可能性はあります。もちろん、収入の優先順位が低いことを納得して転職するなら良いと思います。

ただし求人票の見方がわからない、勘違いで収入が低くなるなどは避けましょう。たとえば月給に含む手当と含まない手当、賞与額などが曖昧な場合はちゃんと確認してください。求人票の給料や手当などの見方は以下を参考にしてください。

今よりも待遇が悪くなる可能性がある

こちらもさきほど同様、転職条件の優先順位によっては今よりも待遇が悪くなる可能性があります。

待遇面で確実にデメリットなのは退職金の積み上げがなくなること、昇給率がリセットされること、有給取得日数が減ることです。長く働いた職場を辞めるときほど、このデメリットは大きくなります。

転職活動をするにはある程度のお金が必要

転職活動には生活費以外に最低限、交通費、通信費、雑費など転職活動費用が必要です。とくに遠方に転職したい場合は、移動に旅費・交通費がかかるため、5万円以上かかる月もあるかもしれません。

そのためざっくりで良いので転職活動費用を先に計算して、余裕を持って転職活動できるようにしましょう。詳しくは以下を参考にしてください。

新しい人間関係の悩みができる可能性がある

転職をすると新しい人間関係を作る必要がありますね。転職で人間関係をリセットできるのは良いことですが、新しい人間関係を作ることが面倒に感じる人も多いと思います。

たとえば、同僚から信用を得るには今以上に真剣に仕事をして、実績を残す必要があります。そのため、気軽な気持ちで転職すると後悔します。人間関係が良い保育園の探し方は以下を参考にしてください。

住宅や車のローン・クレカ審査が不利になる

住宅や車のローン審査、またクレジットカード作成の審査は、転職したばかりで勤続年数が短いと不利になる可能性があります。

そのため、住宅や車を買いたい人は十分な余裕を持ってローンを組んでしまうか、転職後に2-3年経って落ち着いてからローンを組むようにしましょう。

転職後一定期間経過しないと使えない制度がある

良い条件で違う保育園に転職しても、一定期間経過しないと使えない制度があります。たとえば、有給休暇は勤続6か月以上、短時間勤務なら基本的に1年以上の勤務期間が必要です。

また、勤続1年未満の育休は労使協定の締結があると取得できませんし、育児休業給付金も勤続1年未満や転職で空白期間があるともらえない可能性があります※。

※育休開始日から過去2年間で11日以上働いた月が12か月以上なければいけない

そのため出産を予定している人、子供を生んだばかりの人は注意しましょう。育休と育児休業給付金の詳細は以下を参考にしてください。

転職はメリットとデメリットをの比較で決める

転職したいならメリットとデメリットを比較する

転職にはこれらのメリット・デメリットがありますが、勘違いしてはいけないことは、メリットが多ければ転職した方が良い、デメリットが多ければ転職しない方が良いというものじゃありません。

あくまでもあなたが転職をしたいと考えたときに、メリットとデメリットを比べるものです。

他業種に転職する場合も、保育業界で転職する場合も焦って転職するんじゃなく、将来の人生をイメージして行動してください。ただし、以下の状況の保育士は早めに転職した方が良いと思います。

  • 転職して叶えたい目的が明確に決まっている
  • 同僚・園長からいじめやパワハラを受けている
  • 周辺の保育園よりも給料・待遇が明らかに悪い

わたしは個人的には保育士は保育業界内で転職する方がメリットがあると思いますが、上記の状態であればまずは働く環境を変えることが先決になります。

保育士が転職で後悔しない方法はある?

保育士が転職で後悔しない方法は?

転職で後悔しない方法は情報を集めることです。保育士が具体的に転職をするためには、まず保育業界以外で転職をするのか、保育業界内で転職をするのかを決めましょう。

そのうえで転職サイト・転職エージェントに登録して、転職のプロからアドバイスをもらいましょう。

保育業界以外で転職するための転職サイト

まず保育業界以外で転職したい人は、「リクルートエージェント」「リクナビNEXT」がおすすめです。

「リクルートエージェント」は担当アドバイザーがついて、求人紹介から転職後のフォローまで支援してくれます。「リクナビNEXT」は担当がつかないので、自分のペースで転職したい人に向いてます。

  • リクルートエージェント
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  • リクナビNEXT
    自分のペースで転職できる!別のエージェントからオファーが来ることも!

保育業界で転職するための転職サイト

保育業界で転職したい保育士におすすめの転職サイトは、「保育士バンク」「保育ひろば」「マイナビ保育士」です。ほとんどの転職者がこの中のどれかには登録してると思います。

  • 保育士バンク
    保育士転職サイトとして知名度があって評判が良い。全国の求人数も多い。
  • 保育ひろば
    知名度も実績もある大手転職サイト。最短で転職したいなら必ず使うべき。
  • マイナビ保育士
    転職支援としては知名度が抜群。サポートも手厚いが求人は関東が中心。

転職サイトは保育施設からの報酬で運営されているため、転職者はすべて無料で利用できます。

個人的には、保育士の転職はぜひ保育業界でしてほしいと思ってます。わたし自身、幼稚園、保育園、こども園、支援センターで働きましたが、どこも保育経験を活かせてスキルが積み上げられます。

一方、他業界に転職するとゼロスタートですし、他業界の現実を知ると「あれ?保育業界の方が良かった?」と思うかもしれません。保育士資格は思ってるより価値がある資格ですよ。

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